03/27の日記

20:30
真夏にて。
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スバアクです♪

アクスバっぽい気もしますが…<
かなり季節外れですが、どうぞ☆
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真夏にて。





「ダルい…」

夏の朝、白い雲が青い空を流れていき、セミはざわめく。

照りつける太陽のからの暑さを一身に受けながら、スバルは、片手にうちわを持ちパタパタさせる。


「ス〜バ〜ル!」

スバルが黄昏ているとアクロは突然やって来て後ろからギュッとスバルを抱きしめた。

「………なんだバカ面か…」

それにしては違和感があったなとスバルは感じた。

あぁ、そうだ。こいつがスイカ頭だとばかり言うから、きちんと名前を呼ばれると逆に違和感を覚えるのだ。

スバルは、納得すると、はぁ、とため息をついた。

それだけスイカ頭という屈辱的なあだ名が自分のなかで浸透していたとはおもっていなかったからである。

「なんだとはなんだよ〜さてはモカさんかと思ったか〜?」

アクロはにんまりとしてスバルの耳元で言う。

「………お前人の傷口を…」

スバルはアクロを軽く睨み付ける。

アクロはクスクスと笑って、

スバルの頬に口づけた。

「っ…!!?///」

驚きに目を見開き口をパクパクさせるスバルにアクロは満面の笑みで、

「スバルっ!大好き!!」


と言った。

「…………は?」

ちょっと…

こいつ今なんて言ったか!?

スバルは脳内で自問自答したが返ってくる答えは一つ。

アクロが自分のことを好きだと言った事実。

「なーんて嘘だぜ!!元気出せよな!!今、ニコがスイカを切ってるからいっしょに食べようぜ〜!共食いになっちまうけどな!」

「バカ面……」

「…ん?なんか言ったか?」


こいつはバカだな。

俺に対して嘘がつけるわけないだろう?

スバルは密かに笑った。







言霊が優しく伝えてくれた。

アクロの言った。

大好きの言葉は、

本当なのだと。




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