03/28の日記
10:24
せめて拙い僕がいるから。
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初めてのデコアク小説?です☆いや、アクデコかも…?
判断は任せます♪
そしてややダーク!
苦手な方は注意!!
大丈夫な方はご覧ください♪
壊れてく壊れてく…
建物も町も人も皆…
せめて拙い僕がいるから。
今日は、アクロさんと野宿でした。
温かいお風呂も、美味しいご飯もないですが、僕は少し、幸せです。
いつも輝いてる、僕の憧れの人。
大好きなアクロさんがいるから。
「うわぁぁあ!!」
僕が日記を書き終えた瞬間、隣で寝ていたはずのアクロさんから叫び声がきこえて、思わず。ひぁ!!と叫んでしまった。
「どうしたんですかアクロさん!!」
「はぁ…はぁ………っ!」
アクロさんは突然ガバッと起き上がった。呼吸を乱し、苦しそうに胸を抑えている。
「大丈夫ですか!?」
「っ…!…だ…大丈夫だぜ!ちょっと…嫌な夢見ちまっただけだ…。」
「そ…そうなんですか…」
アクロさんのこんなに怯えた姿は見たとこがなかった。
びっくりした。どきどきした。
彼も…………人間なんだ…。
「本当に平気だからな!心配すんなってデコ、じゃあ、お休み〜」
アクロさんはあわてて布団に潜り直す。
そして布団に入ると、グーグーといびきをかきはじめた。
「アクロさん?」
「グーグー」
「アクロさん……本当は寝てないでしょう。」
僕がきっぱりと言うと、アクロさんはギクッとなって、バレたか〜、と苦笑いした。
「…アクロさん、どんな夢だったかは話してくれないんですか?」
「ん〜そうだな。もっと肝心な場面で話すよ。…思い出したくない過去の夢だからな…。」
アクロさんは頬をぽりぽりと掻く。
「…そうですか。」
僕はつぶやいて、横になるとアクロさんを抱き締めた。
「わぉ!な…なんだよ?」
「アクロさんが泣かないように、です♪」
「お…俺が泣くわけないだろ!」
アクロさんは慌てた口調で言いながらも、しっかりとアクロさんを抱きしめる僕に負けたのかアクロさんも僕の首の後ろに手を回した。
「アクロさん、眠れないなら星の数でも数えましょうか?」
「ほ…し…?……………………………zzz…」
アクロさんは僕に抱きついたまま、眠りについてしまった。
今度は本当の眠りだ。
少し残念。もっと話していたかったから。
でも、アクロさんが眠ることが出来たのは…
僕のおかげだと、
「思っちゃいけませんか?…アクロさん…。」
………あなたを安心させることが出来たのは僕だと、そう思ってはいけませんか………?
☆コメント☆
[ぴくく] 08-11 13:09 削除
デコ好きです!!こーゆーのもっと書いてください!!
[サキ(管理人)] 08-19 12:35 削除
ぴくく様たくさんコメントくださってありがとうございます!!^^
デコ良いですよね〜☆
ただいま休止中なのですが、書けたら書いてみますね!
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