N o r m a l
□スキv好きv大好きv
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やべぇって!
心臓煩い!!ι
暗い蔵の中でナルトに抱き付かれてさっきから俺の心臓はバクバクしている。
胸に触れていなくても鼓動が伝わってくる。
今自分の胸に顔を埋めているナルトに聞こえていない方がおかしい。
うわ〜!マジで治まれ心臓!!///ι
いっそ止まってしまえ、などと莫迦な事を考えてしまう。
顔が熱い……。
いや、全身が熱を持ったみたいだ。
「……サスケ、ドキドキする?俺もだってばょ。///」
「っ……!!///」
俺は思わずナルトを強く抱き締めた。
両思いと思って良いのだろうか?
確かにナルトの鼓動が早いのが分かるし、先程の言葉はやっぱり……。
「スキ……。」
ナルト……。
「ん?」
俺が声を出すとナルトは甘え声で小さく返事をした。
やっぱり言うなら今だ。
伝わらなくても良いから。
言葉に感情を込めて言えば良い。
「スキ…、スキ・ダイスキ――…」
ナルト…、俺はお前が――…
「…―――好きだ。」
…―――好きだ。
「え?」
ナルトは驚いた様に俺の顔を見た。
「ん?どうしたナルト……って治ってる!?」
「やったってばょサスケ――!!」
俺から跳びのきまるで自分の事かの様にはしゃぐナルト。
喜んでくれんのは良いけど。
何か忘れて無いか、ウスラトンカチ。
「で、返事は?」
「へ?」