N o r m a l

□キライ☆嫌い☆大嫌い☆
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「治ったっぽいってばょ!」


治った事がかなり嬉しくて俺はサスケに組み敷かれたまま喜んでいた。


「安心したらお腹空いたってばょ。ご飯食べょサスケ♪」


そう言ってサスケの体を押し上げようとするが動かない。


「……なぁ、治したの俺だよな?」

「へ?」

「治してくれた人にはやっぱお礼しないとな!笑」

「サスケ?ι」

「うちは裁判の結果、今朝うちはサスケに精神的苦痛を与え、尚かつ病を治して貰ったうずまきナルトは有罪と判決。罰則によりうちはサスケに身体を捧げる事!!笑」

「はぁ!?ι」

「そうか、『うちは裁判』の結果だしな!仕方無いな、ナルト!!笑」


かなりにこやかに笑うサスケにはもう何を言っても聞いてくれそうに無い。
俺は身震いした。


「んじゃ遠慮無く―――…」

「ギャ――ッ!待て待て待て――!!大好きなサスケ君止めてってばょ―――!!ι」

「いただきま――すvvv」

「イヤァァア――ッ!!ι」






その夜、サスケの家からナルトの甘声が堪えなかったとか…。










翌朝――…










目が覚めた俺はソファーから降りた。


「いっ……!!ι」


立った瞬間に自分の腰に激痛が走る。


そりゃ…あんだけサれたら…。


そう思うと自然に溜息が出た。
当の本人サスケはというと、まだソファーで寝ている。
なんとなく腹が立った俺は幸せそうに眠るサスケに悪戯してやろうと思い、耳に付けているピアスをひっぱり…。


「サスケなんか嫌い・大嫌いだってばょ!!」


自分でもかなりの大声で叫んだ。

その後サスケが跳び起きたというのは言うまでも無い。




―end――…





 
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