N o r m a l
□傍に。
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傍に。
ねぇ、どうして…？
「………。」
今日も考えるのはお前の事ばかり。
今何してるのかなとか
何を見てるのかなとか
何を思っているんだろうって。
何時も莫迦みたいに考える。
だって仕方ないだろ？
好きなんだから。
お前が……サスケ。
昔言ってくれた「愛してる」って言葉
今も変わってない？
会いたいってばょ。
お願い、夢でも良いから会いに来て？
会って抱き締めて欲しい。
俺の大好きな胸の中
「愛してるょ」ってまた囁いて？
どうして傍に居てくれないの？
毎日が夢の様だったあの幸せな頃
「ウスラトンカチ」って言う癖に
本当は凄く優しいって事
俺だけが知ってる。
こんなに好きなのに
どうして離れてなきゃいけないの？
教えてってばょ。
復讐なんてお前には似合わない。
そんなもの放ったらかして俺と一緒に居てってばょ。
お前が居ないと何も出来ない。
足りなくて
どうしようもなくて
失敗ばかりして
こんな俺を支えに来てってばょ。
ねぇ早く。
じゃないとまた泣いてしまいそうで
壊れてしまいそうで
どうしようもない俺にお前の声で
「ウスラトンカチ」って言ってってばょ。
ねぇ、どうして？
どうして傍に居てくれないの？
こんなにも好きなのに
大好きなのに
お前が居ないと俺は何も出来ない。
だから傍に居てってばょ。
お願いだから
お前が傍に居てくれるなら他には何も要らない。
それだけで十分だから
だから俺の傍に―――…
―ｅｎｄ――…