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□7班リアル鬼ごっこ
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7班リアル鬼ごっこ
[9500hit☆小説]
時刻は午前8時。
今日も休む事も無く何時もの集合場所へ向かう第7班の彼等。
此処最近、珍しく欠席遅刻は0。
あのカカシでさえも遅刻が無い。
理由は簡単。
あの愛しく可愛い金髪少年に会う為―――…。
8時30分。
今日のトップバッターはうちはサスケ。
ナルトに恋して病まない青少年。
「……ナルト、未だ来て無いんだな。」
朝からイチャパラを妄想しながら来たのに、ナルトが居ない事に落ち込む。
邪魔なアイツ等が居ない間に話をしようと思っていたのに……。
「あ〜ぁ、早く来ねぇかな、ナルト。」
そんな事を呟きながら一人、妄想の世界へ入り込む。
『サスケ妄想』↓
「あ、サスケ!おはよってばょv」
サスケを見てナルト走り出す。
目の前で石につまづき痩ける。
「ウスラトンカチ、何やってるんだょ。」
サスケ、近付きナルトに手を差し出す。
「あっ……、自分で立てるってばょ。」
「良いから、ホラ。」
「あ、ありがと。///」
顔を赤らめて手を掴むナルトを抱き寄せる。
「サ、サスケ?!///ι」
「……全く、お前は本当に目が放せねぇな。笑」
「それってどう言う……意味?///」
「フッ、ウスラトンカチ。こう言う意味だょ。」
「あっ……v!だ、駄目だってばょサスケっ!!///」
『以下他人絢爛』
ふっ……、ふふふふふ…v
ウスラトンカチめv
酷く有り得ないサスケだけの世界でピンク色の妄想をしていると
「おはょーっ!!」
7班のお姉さん的存在の春野サクラが元気な声と共に待ち合わせ場所へ到着した。
その声にサスケは現実世界へと引き戻される。
「……ってナルトじゃ無いじゃん!!最悪っ!!ι」
「最悪で悪かったな。」
サスケの顔を見るなり悪態を吐くサクラ。
実はサクラもナルトが大好き。
弟に欲しいと思っているとか。
「あ〜ぁ、今日は前髪ピンで留めてあげようと思って早起きして来たのに。何で色惚け男な訳?」
「誰も色惚けて無ぇよ。」
「ふーん、じゃあムッツリ?」
「お前なぁ……。ι」
昔、サスケを追っかけてたサクラとは思え無い暴言に溜息が洩れる。