U n d e r
□シルバーリング
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暫くしてナルトは作り上げた朝食をテーブルの上に並べるとサスケと向かい合わせの椅子に座った。
「旨そう。」
「へへ、ありがとだってばサスケ。」
照れ笑いする幸せそうな顔のナルトに笑みが溢れる。
二人で手を合わせて「いただきます」と言ってご飯を食べ始めた。
目が合うと幸せそうににっこり笑って白ご飯を口に運ぶ。
「ナルト、ご飯粒…。」
サスケはナルトの口元に付いたご飯粒を手に取ると、ぱくりと口の中に入れた。
その様子に頬を赤らめるナルトは今度は自分もと、オカズである卵焼きを箸で一口サイズに割るとサスケの口元へ持って行く。
「サスケ、はいあーん。」
「あーん。」
ぱくり。
「美味しいってば?」
「旨い。」
にこにこ、幸せそうに笑みを浮かべる。
誰よりも幸せに朝食を食べながら幸せをその身に感じる。
やがて朝食を食べ終えた二人は流しに食器を持って行った。
「ありがとサスケ、後は俺がやっとくってばょ。」
そう言って食器を洗い始めるナルトにサスケはくっついた儘剥がれない。
「なぁ、ナルト…。」
耳元で囁いてつつ…とナルトの雄に触れた。
「Σひゃ、な、何?!///」
驚いて振り向くと、サスケに顎を掴まれてキスされる。
「ん…んふぅ。///」
サスケは唇を塞ぐと舌で激しくナルトの口内を舐め回した。
そしてひょいとナルトを軽く持ち上げると寝室へと足を向ける。
寝室迄来るとベッドの上にナルトを降ろし、その上にサスケが馬乗りになった。
舌を絡めながらナルトの着衣を剥がして行く。
「んぁ…ふ……。///」
抵抗しようにもキスでその意思さえも薄れて行く。
やっと放れた頃にはもう既に服は全部脱がされていた。