U n d e r
□休憩
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「カカシ、てめぇ邪魔すんな。俺とナルトはお前とサクラみたいに毎日会える訳じゃないんだから少し位良いだろうが。」
サスケはナルトを自分の胸へ押し当てカカシを睨みつけた。
「ダ〜メ。サスケ、止まらなくなっちゃうでしょ?こんな所で、しかも皆の前でナルトとスる気なのか?」
「別に問題無い。」
にっこりと微笑んでいるカカシを更に強く睨みつける。
問題大有りだってばょ。
バカサスケ。ι
「ったく…。ι本当変わったねぇ、サスケ。里抜けする前とは大違い。」
いや、更にエロくなったというか…。等と呟きながら顎に手を当てるカカシ。
「てめぇに言われたくねぇよ。下忍ん時に付けてたマスクはどうしたんだよ?」
「ん?イメチェンしたの。こっちのが良いってサクラが言うから。どう、俺の素顔。惚れた?」
「バカ言え。俺はナルトとトマトとオカカのおにぎり以外ときめいた事ねぇんだよ。それにお前なんかより俺のが顔が良いだろ、お前は納豆以下だ。」
暫くサスケとカカシは言い合っていた。
いつの間にか夕方になり、夕食の前に温泉へ入ろうという事になった。
ナルトとサスケは他の皆よりも先に湯から上がり部屋へ戻った。
「ふぅ…、良い湯だったってばょ。此所の銭湯広いし最高だったってばょ。疲れも吹っ飛んだってば。」
軽く息を吐きながら伸びをする。その時ナルトの白く細い腕が紺色の浴衣から出てきた。
「ナルト、お前誘ってんのか?」
サスケはナルトの肩を掴んだ。
「ん?卓球なら負けないってばょ?」
かなり鈍いナルトはサスケの言っている意味を取り違えたらしい。
分かってはいたが…。
流石に鈍すぎるぞ、お前。
サスケはきょとんとした表情のナルトを見て溜息を吐いた。
「バカ、俺がやりたいのはこっちだ。」
サスケはナルトを引き寄せ首筋に唇を落とした。
軽く吸い付きその白い肌に紅い印をつけた。
「何すんだってばょ、サスケ!止めろってば!!///ι」
「無理、止まんねぇよ。」
不適な笑みを浮かべながら浴衣の隙間から手を入れる。
久しぶりの感触に溺れたサスケは、ナルトの胸へ背中へと容赦なく這い回る。
サスケの手の動きに反応する自分の身体。
ピリピリとした緊張感…。
「も…やだってばょサスケ、お願い止めて…ってばぁ!!」
恥ずかしい…。
求めていない筈なのに…
体は正直で……。
もぅ、ダメだってばょ!!
ナルトはサスケの袖を掴んだ。
ガラッ
「ごっめぇん!遅くなっちゃっ…」
「どうしたのよ、イノ?早く入りなさいよ…って!何やってんのよサスケ君?!ι」
予期せぬ展開。
なんと突然サクラとイノが部屋へ帰って来たのだ。