N o r m a l

□せのび。
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「ナルト、お前こんなので俺が満足するとでも思ってんの?」

「?」


サスケの言っている意味が分からないナルトはきょとんとしている。


可愛い…v
ヤっちまいてぇ…vv


ナルトの目の前にしゃがんでいたサスケは立ち上がり、ナルトの唇に深く口付ける。


「んっ…ふ……。///」


上から押さえ付けられる様にキスをされたナルトはどんなに抵抗しても敵う筈が無かった。
ナルトに舌を絡め込んで存分に甘味を堪能した後、サスケは唇を離す。


「何、すんだってばょ。エロサスケ。///#」

「『何』って……キスだけど?笑」


不敵に笑いながら満足気に話すサスケ。
別に今始まった事では無いが、ナルトは何時もサスケに押されるが儘。
自分だって男だし、押されるだけなんて正直悔しい。


「俺だってサスケにキスするもんっ!!」


ナルトはベッドの上に立ち上がり、サスケを見下ろした。


此なら俺の方が高いってばょ!!


まるで勝ち誇った様に笑みを浮かべながら、ナルトはサスケの肩に手を回してゆっくりと唇を近付ける。


「んっ…。///」


そっと唇を合わした後、サスケの口に舌を入れてみる。
悪酔いしそうな感触にナルトは目を細めた。


「は……ふ…。///」


自分からキス出来た事に満足したナルトはサスケから唇を離した。
混じり合った互いの唾液が名残惜し気に糸を引いて、サスケの唇をつたう。


「へへっ!俺の勝ちだってばょサスケ!!笑」

「何が『勝ち』だょ?お前俺を煽ってんの?笑」


サスケは唇の周りに付いた唾液を指で拭き取りながら意地悪く笑った。
そして目の前に居るナルトを軽く押して自分も倒れ込む様に乗し掛る。






ボスン






「いってぇ…。何すンだってばょ!サスケ!!#」


サスケに押されてバランスを崩したナルトはサスケと一緒にベッドへダイブ。
サスケが上の形になっていた。


「『何』?何でしょう?分かるだろ?『ナニ』すんの。笑」

「意味分かんないってばょ!『ナニ』って何だょ?!ι」

「分かれょ。ι今からスんの。つまりナルトは俺に抱かれンだょvv笑」

「スるって?!ιバカかお前っ!!朝っぱらから変態出してんじゃねぇってばょ!!///#」


かなりニコやかに微笑むサスケにはもう何を言っても無駄らしい。
それに何故か何時もよりかなり機嫌が良い。


「任務に遅れるってば。綱手のばぁちゃんに何て言い訳するつもりだってばょ?」

「ん?正直に『ナルトとヤってました♪』って。笑」

機嫌が良すぎるサスケは莫迦丸出し状態になる。
ナルトは呆れて溜息が出た。


「俺、サスケのそういうところ嫌いだってばょ。」

「言ってろ、ウスラトンカチ。今言った事後悔すんなょ?」

「ウソ、大好きだってば、ょ。///」


そう言ってナルトはサスケの背中に巻き付いた。




―end――…





 
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