連王部屋2
□カイ誕生日企画その4
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「ドクターから聞いたばい。連王、今日誕生日なんやってな?」
「えぇ、・・・情報早いですねぇ。」
時刻はちょうどお昼前
情報伝達が早すぎる
「水くさいなぁ・・、知らせてくれたらええのに!」
「すいません、何やらこちらもバタバタしてまして;。」
「急いで準備してきたんやけど、・・これはオイからのプレゼントや!」
「わ・・、ありがとうございます・・・・・・?」
イズナに手渡されたのは何やら古き良き日本を感じさせる衣装で
「・・・・・・?」
白と紅のおめでたい配色の着物だった
「連王は別嬪さんやからよう似合うはずやで。」
「・・・・・・。」
何だか見覚えがある着物だ
・・・・・・・
「これ・・・女物ですよね・・・?」
「Σぅ・・・!?そ、・・そんな事なかとよ?」
「・・・私の記憶が間違ってないなら、これは巫女装束ですよね?」
「Σぎくっ。」
イズナの耳がピクリと動いた
「・・私が知らないと思ってました?」
「Σいや!ははっ!さすが連王はん!博識やなぁ!あぁ〜、そうそう!木陰はんに着てもろうたらええよ!」
「あ、それいいですね。ぜひ着てもらいますよ。」
「うんうん。・・・・・・・・・チッ。」
「・・・・・・今舌打ちしました?」
「いんや気のせいやで。」