Flow at time
□天使を推測。
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18話
「烈さん、その有吉ってのはいつ、どこで現れたか知ってますか?」
「……50年前、空から降ってきたようです。信じられない話ですが。それに、隊長格に匹敵する程の強さです、何の練習もしていないと言うのに」
「そうですか…じゃあもうひとつ。死神の隊長格は、異様に美形が多いと思いませんか?」
「…えぇ、言われてみれば」
「ですよね、えと徳井ちゃん呼んでくれませんか?」
徳井ちゃん、100年前は三番隊三席。因みにその100年前は五番隊三席ね
「徳井、副隊長を?」
「あの子しか、話が通じないんです。憶測が核心になるためにはあの子と話がしたい」
「…分かりました、呼びましょう」
「お願いします」
+++++
「鈴ちゃん!」
「おひさ、徳井ちゃん」
隊舎が近いせいか、ものの15分で徳井ちゃんは来てくれた。
ノートとペンを持って。
「おひさー!」
「早速でごめん、えと…それ借りていい?」
「うん、多分私と考えてること一緒」
ノートに、天使∞虜=逆ハー∞最強∞空から降ってきた
それらを丸で囲んで、イコールで夢小説と言う文字に繋げる。
「…ま、そういうことだよね」
「だな」
…ま、そういうことなんだろう。
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