テニストリップ
□う
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「ここは…なぜにトイレ?」
埜乃はトイレ内を見渡した
すばやくドアをでて部屋を見渡した
「誰の家!!?」
真澄、梨茶の家にしてはおっきいし
桜の家にしては小さすぎる
もちろん自分の家ではない
「かもんぴーーーぽーーーーーーーー!!!」
心細くなって(?)叫んでみても誰もいない
がちゃ、急に玄関のドアが開いた
心細すぎて警戒なんて全くせず駆け寄るとしらない女の人が…
「埜乃?何急いでるの?ただいま!」
けらけらと笑う女性は確かに私のことを知っている風なのだが生憎まったく記憶にない
「めちゃんこ美人なおばさんだ!え、や!じゃなくてだ、だれですか!?」
そう聞くと美人女性は私をみてまた笑った
「なんの冗談?貴方のままじゃな〜い!記憶喪失ごっこ??てかおばさんは余計よ」
笑っていたが最後だけ般若のような顔をしてリビングへと消えていった
「……な、なんてこったああああい!」