東方疾走記
□目録1:〜旅〜
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時雨「田舎だな・・・」
見渡す限りの田畑・・・数える程度しか明かりが無い
ふと携帯を取り出す・・・
液晶にはAM.1:30と表示した画面と好きなゲームの主人公の待受
時雨「うわ〜日付が変わってるよ・・・」
瞬間に野宿のニ文字が浮かぶ
流石にこの時間に泊めてくれる民宿も無いだろう
歩きながら考えてると一件の店が目の前にあった・・・
時雨「雑貨屋?こんな時間にまだ営業してるのか?」
もし営業しているのなら、そこら辺のコンビニより気前が良い雑貨屋だと思う
試しに入口を開けてみる・・・
時雨「おっ・・・と入れるな♪」
その時・・・
「いらっしゃいませー」
やはり営業していた・・・が・・・
時雨「君・・・一人なの?」
「うん」
小さな・・・女の子一人がカウンターに居た
何でこんな時間に一人で子供が?・・・と思ったが先ずは買物が先だ
俺は品物を取りに行った