東方疾走記
□目録1:〜旅〜
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時雨「じゃあ・・・これをくれるかな?」
「ん・・・っと・・・3600円になります」
結構安いな・・・多めに買ったのだが・・・
「ありがとーございましたー♪」
そう言われ一礼して外に・・・
時雨「・・・じゃない!何で君みたいな子供が・・・っ!?」
振り返ると店は跡形も無く消えていた
時雨「どうなってんだよ・・・?」
確かに買い物した店は無かったしかし手には大量の調味料やパン等が入った袋があった・・・
訳も判らず歩きだす
とりあえず落ち着く為に俺は野宿する場所を探して考える事にした
暫く知らない道を歩く
消えた店の事は深く考えない事にした
そんな事よりも考えなければいけない事が出来たからだ
時雨「何処だ・・・ここは?」
それが今の迷子である