東方疾走記

□目録6:〜執事〜
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メイド妖精「今の聞いた?」

メイド妖精「うん、手伝いが欲しいって・・・」

メイド妖精「これは行くしかないわね!」

メイド妖精「ずるーい!私もー!」







時雨「・・・」


俺は今、迷っている・・・



この廊下を曲がった角に居るメイド妖精の群れ・・・



非常に近付きがたいオーラを出している・・・




フラン「あれ?時雨?」




うわ、タイミング悪ッ!!



メイド妖精「あっ!時雨様!」

メイド妖精「丁度良い所に!」

メイド妖精「私達、時雨様のお手伝いを―――」



時雨「フラン悪い!三十六計逃げるに如かず!」



時雨 は 逃げ出した !






しかし 追いかけてきた !







メイド妖精「時雨様ー何でも言う事聞きますからー!」


時雨「じゃあ仕事をしてくれー!」

メイド妖精「一言『好き』って言って下さーい!」


時雨「なら、手に持ってる録音機具を捨ててくれー!」


メイド妖精「私を縛って罵ってー!」


時雨「自分を大事にしてくれー!」


メイド妖精「夜のご奉仕を・・・」


時雨「KE☆N☆ZE☆N☆な場所でそんな事言うな!」




「―――貴女達・・・」




メイド妖精「あ・・・!」


メイド妖精「さ・・・咲夜さん・・・」












「キャー」(ぴちゅーん)
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