花ロマ文庫1

□第六話
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朝起きると隣にいる、僕のダイスキな人
いつでも一緒で、食事も、お風呂も、寝る時も
うん、分かってる
僕は君のあとをついてゆくから
君は、僕を守りたいんだね
 
『本当はお前が守りたいんだろ?』
 
なに言ってるの?意味がわかんないよ
僕はこれでいいんだ、これでいいんだから
これ以上、僕の中を見ないでよ
これ以上、かきまわさないで
葵ちゃんが、そんな簡単に僕の中まで入ってきちゃうから
 
ほら、壊れてきちゃった……もう、もどれないじゃん
責任とってよね、葵ちゃん 
 
 
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