詩
□蝉の言葉
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セミ コトバ
『蝉の言葉』
暑い昼間に.
外で蝉が鳴いている…
その声ゎ夏を.
さらに暑くさせてゆく…
ふと見た一本の木に…。
その太陽に暖められた、
大きな木に、
一匹の蝉が止まってる…
大きな声で、
『ミーン.ミーン…』
っと鳴いている…。
その声がいろんな風に
聞こえてくる、
「好き」
って呟いているようにも
「暑い」
って怒っているようにも
「クスクス」
と.笑っているようにも
そんな訳、
あるわけないのに、
夏の昼下がりに
聞こえてくる。
その声を聞きながら、
そっと目を閉じた…
end