虹巴

□虹☆ファンタ
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y「こんなもんでいいかな」


yukihiroはガランとした部屋を見回す。

この一年間を過ごした場所は思い出も少なくないが、元より期間を決めていただけに未練はそう強くはない。
それよりも今日、これからの日々が待ち遠しくて仕方ないという感じだ。

yukihiroは最低限の荷物を確認すると、もう一度、名残惜しく部屋を見渡してドアから外に出ていった。





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