戴き物のお部屋

□Trick or treat!
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「…で?」

「はっ?な、なに、」

「イタズラって何されちゃうわけ?」


そう言うと、ユーリはまたニヤリと笑った。
これは、あれだ。
完全に遊ばれている。
こっちはこんなに動揺してるのに。
その余裕そうな笑みが、態度がルークには、ひどく悔しい。


「今日のユーリは、なんか、いじわるだっ!」

「誰かさんがカワイーことばっかするからだろ?」


虚勢を張って睨みつければ、本気か冗談かわからないようなことを言われる。
その余裕顔を崩してやりたくて
びっくりさせてやりたくて
空いた片手でユーリの襟元を掴んでやった。
そのまま勢いに任せて、ユーリの頬を引き寄せる。
ちゅ、と、小さな音がなった。
ルークは赤い顔を隠すように、ぱっと彼の頬から唇を離す。


「ちゃんとイタズラ、したぞっ」

「……」

「ざまぁーみろっ!」


顔を真っ赤にさせたまま「べーっ」と舌を出すと、ルークは逃げるように風呂場に飛び込んだ。



静かになった部屋に、ひとりしゃがみ込むユーリ。


「…あれは、反則だろ…」


思いもよらない可愛いイタズラに、ユーリは思わず口を手で覆った。





END










――――――――――
すみません(土下座)
ハロウィンっていうおいしいイベントをあまり活かせませんでした、水斗です。
二人とも片思い的なあれなんですけど、わかりずらいし←
そしてかぼちゃぱんつ履かせたかったけど、文才がなくて諦めました…orz
といいますか、意味分かんなくてすみませんっ
その他もろもろもすみません…!
さ、ささやかながらフリーにさせて頂きますね…。
ではでは、ここまで読んで下さりありがとうございました!



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