戴き物のお部屋

□悪戯な言葉
1ページ/1ページ

※このお話しは学園パロです。
またユリルクなのでご注意をお願いします。





本日はハロウィン。

ファンダム学園に通うルークは料理部に所属しているのでハロウィン用のお菓子を作る為に部長であるユーリと共に部室へと向かって歩いている最中である。

「ユーリ、今日は何を作るんだ?」

唐突にルークから問い掛けられたユーリは一瞬考え。

次の瞬間には

「あ〜・・そうだな、カボチャのパイ包みケーキなんてのを作ろうとは考えてるな」

と述べる。

それを聞いたルークは

「そっか、ならユーリがソレ作ったらトリックオアトリート言わねぇと」

と楽しそう笑った。

「あ、俺はカボチャのクッキーを作ろうと思ってんだ
後で貰ってくれよな!」

楽しそうに笑みを浮かべたルークを隣りから見たユーリはふとある事を考え、気付かれないようにうっすらと笑い。

「ルーク、トリックオアトリート」

悪戯な言葉を放つ。

「・・・へ?
ちょ!まだなんも作ってねぇよ、ユーリ!!」

そう喚き立てるルークにニヤリと笑ったユーリは

「なら・・・」

と、そう言ってルークに横から顔を近付け、

「んッ?!///」

柔らかい唇を奪う。


ルークは頬を瞬く間に赤く染め上げて軽く唇が触れてる相手を凝視する。

ゆっくりと唇が離れた音が鳴り。

「悪戯はコレな」

さりげなく奪われたファーストキス。

奪った相手は綺麗な笑みを浮かべてた。


−END−





――――――――――
遊夢さまのサイトの過去のフリーを際限なくいただいた第一弾。
ルークが可愛すぎる……!
そしてユーリの男前振りに私もう死にそうです。
どうしたらそんな可愛くカッコ良く書けるのか……!
ありがとうございます!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ