Others
□優しさ
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「う゛ー…;///だりぃー;///」
「はぁ?」
「どうしたんだ、兄ちゃん?」
ある日の朝。
起きてくるなり、リビングにあるソファにどかっと座ったまま頭を抱えるラディッツ。
そんなラディッツの横にカカロットが座ると、心配そうに顔を覗き込んだ。
「兄ちゃん、顔真っ赤だぞ!;」
「Σあぁん!?てめぇ風邪か?!」
「…煩ぇなぁ……#頭痛ぇんだから、んなでけぇ声出すんじゃねぇよ##」
「馬鹿は風邪引かねぇって言うけど、ありゃ嘘か?」
「………もう黙れ、クソ親父##」
どうやら風邪を引いてしまったラディッツ。
それから顔色は、どんどん悪くなるばかり。
「兄ちゃん、風邪引いてんなら寝てなきゃダメじゃねぇか!」
「そうもいかねぇだろ?お前等の飯はどうすんだ?」
「Σう゛っ!;」
「ハッ、ガキが生意気言ってんじゃねぇよ。飯ぐれぇ自分達で出来るっての」
「なら普段からやれよ#」
「おら、うだうだ抜かしてねぇで早く寝ろ」
「そうだぞ、兄ちゃん!飯なら、何とかするって!」
二人はラディッツをそう部屋に促した。
何やかんやで、ラディッツを心配しているようだ。
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