Others
□病は気から
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「……ただいまぁぁぁあああ(長い溜息)」
「「暗っ!!」」
ある日の帰宅時。
そんな声と共に、家全体がどんよりとした空気に飲み込まれた。
その声の主はバーダック。
「何だよ、親父#帰って来るなり、そんな陰気臭ぇ声出しやがって##」
「どうしたんだ、父ちゃん?」
「…これ……」
「「ん??」」
バーダックはそう言いながら、一枚の紙切れをラディとカカに手渡した。
「人間ドックの結果だ…(泣)」
「あぁ、この前やったって言ってたな?…どれどれ?」
「人間ドック?何だ?それ、うめぇのか?」
「カカはちょっと黙ってろ##……Σはぁああ!!?;」
「はぁあああああ…(溜息)」
ラディッツはその紙に目を通すと、ある項目を見てびっくりした表情を見せた。
「兄ちゃん?」
「お、親父!!?このコレステロール数値の異常な高さは何だ!!?」
「ついにこの歳にして、メタボの領域に達したんだ……」
「「酒の飲みすぎだな」」
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