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□流レ思フ心
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着いた先は一軒の家、というより城のようなところで、フードの男はその中に入り一つ部屋を開ける。
それから白銀の男に道を空け、彼が中に入るとフードの男も中へ行き、内側から鍵を閉め、ゆっくりと上着を脱いだ。
「・・久しぶりっつった方が良いのか?
XANXUS
。」
「・・テメーも変わらねぇな。
スクアーロ
。」
男は互いに名を呼び合うと、どちらともなく抱き合った。
「なんでここにいる、なんて聞かねぇからな。」
「フン。知るか。」
スクアーロと呼ばれた白銀の男は、XANXUSと言ったフードの男をより強く抱き締めた。
「冷たかったか?」
「まぁな・・。」
「キズの痛みは?」
「お袋かテメーは。」
鼻で笑うXANXUSは、長く伸びたスクアーロの髪を手で掻き上げて落とす。
「・・懐かしいな。」
「あぁ・・」
XANXUSはスクアーロの顎を持ち上げると、当たり前かのように唇を重ね、彼もそれを受け入れた。
「はっ・・ん・・XANっ・・S・・」
「もうギブか?スクアーロ」
XANXUSが嘲るように言えば、スクアーロは首を横に振り
「テメーが出てくんの、八年も待ったんだ・・・・もっとやりてぇよ・・」
と、熱っぽい目でXANXUSを見た。
「鮫が欲深なのは、本当らしいな。」
「るせぇ。」
軽口を言いながら、XANXUSがスクアーロをベッドへ押し倒す。そのまま彼の着ていた服を力任せに引き契った。
「・・相変わらずムカつくほど白いな。」
「はっ。テメーに汚されんの待ってたんだよ。」
XUNXUSはスクアーロの体に手を這わせると、おもむろに胸の突起を摘んだ。
「っ・・く・・」
カリ、と軽く引っ掻かれるとスクアーロの体はビクンと反応し、それを楽しむかのようにXANXUSは何度も引っ掻いた。
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