匣パラダイス
□匣パラダイス 〜仔鮫の恋B〜
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飛び出した後、すぐさま自分の部屋に行った。
ベッドの上でガキみたいにわんわん泣いた。
凄く悲しくて、苦しかった。
あんなふうに思われていただなんて…、やっぱり嫌われていたんだと…。
この涙と一緒に想いが全部流れて、無くなっちまえばいいと思った。
けれど、それは無理だから…、忘れるようにしよう…そう、決めた。
ベスター、好きになってごめんなさい…。
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