自作詩T

□maybe.
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キラキラ騒がしく鳴る
星はきっと 寂しがり屋

だから私達はそれに惹かれてる
心の隙間から広がる孤独が
彼等と私を繋ぎ合わせる


カラカラ騒がしく鳴く
蝉はきっと 死にたがり屋

だから私達はそれを疎ましく思う
短い命を削り鳴き続ける身体を
何処の誰と繋ぐための命のように


私達の命は何千何万の染色体
その奇跡に溢れる世界に侵されて

感覚の麻痺 信仰心の欠如

私達の心は何千何万の糸に絡まって
見た事もない終りを探してる


ポタポタ人知れず鳴く
人はきっと 知りたがり屋
だから私達は探すの
音で 視覚で 手探りで

星も 人も 虫さえも
限定された時間を彷徨っている


心のざわめきは

騒がしく

騒がしく,

人知れず 鳴る

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