gintama

うぉーあいにー!
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神「なあ、姉御は銀ちゃんに好きって言うアルか?」
妙「あら沖田さんと何かあったの、神楽ちゃん?」
神「特には何も無いネ。ただワタシあんまり総悟に好きって言わないネ…///だから他の人が気になったのヨ」




そんなことが気になって、急に姉御の家を訪れた。ワタシからしたら姉御と銀ちゃんは先輩カップルである。
妙「そうね〜、私たちも頻繁には言わないけどちゃんと言うわよ。」
そう言ってふふ、と笑った姉御はとっても素敵だった。
そしてワタシも決心したアル。
"総悟にちゃんと好きって言おう!"






姉御と2人で考えていると、急に姉御がぽんっとワタシの肩を叩いた。
妙「ねぇ、中国語で好きって伝えるのはどう?」
だって神楽ちゃん、チャイナって呼ばれてるし、沖田さんも中国語ならそう簡単にはわからないんじゃないかしら、なんて言う姉御は楽しそう。






でも確かにそれなら恥ずかしがり屋のワタシでも伝えられるかも。「姉御ありがとネ!!」そう言ってアイツのところへ走り出す。









街の中をパタパタと走ると栗色の頭のアイツを見つけた。今日はゴリラとマヨラーも一緒だ。でもいいや、とりあえず総悟のところに駆け寄る。自然に自然に。
神「ヨォ総悟。」
沖「よぉ、こんなところで何してんでィ?」
見上げて話す15p差がいつになってもなんだかくすぐったい。
神「うぉーあいにーネ!」







沖「…え?///」
土「お、おいチャイナ娘…///」
近「…お、総悟!そうか、そうか!」
それぞれ変な顔をしている3人には意味が通じていないと思い込み、やったネ!と喜ぶワタシ。ただ少し恥ずかしくもあり、「じゃっ///」と赤い顔を隠しつつくるりと背中を向け走り出した。









しかしそれは叶わずがっしりホールドされた身体。
神「そ、総悟っ!?///」
沖「馬鹿野郎、そういう言葉は2人の時に言いなせェ…///」
神「え!?意味わかったアルか!?///」
沖「お前馬鹿にしてんのか…?」





そんなこと言われたら恥ずかしいったらない。まさかこいつが"うぉーあいにー"の意味を知っているなんて…///
1人で顔から火が出る思いでいると、
沖「近藤さーん、俺ちょっくら抜けますぜィ。クソ土方と巡回頑張ってくだせェ。」
総悟が言った言葉にゴリラはガハハと笑い、マヨラーは「てめェ、帰ってきたら殺すぞ!」と怒っていた。
意味がわからずにいると、耳元に降ってきた甘い声。あぁやっぱりワタシ、こいつのことうぉーあいにーだ、なんて赤くなりながら思った。









うぉーあいにー!
(素直ないい子にはご褒美あげないとねィ。)





あとがき↓
ちょっと頭弱そうな神楽ちゃんになった(笑)総悟がうぉーあいにーの意味を知らないと思ってるところがポイントです(^ω^)結局2人は喧嘩しつつもイチャイチャしてればいいと思う(^q^)←BGMにウォーアイニー聴きながらw

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