乙女の部屋

□☆ふたりの唄
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「瞬君…あの…」



唇に彼の指が触れた
優しく何度も撫でるから
視線が外せない




「…そういう可愛い顔…真壁たちの前でするなよ」
「…////」





チュッ




「んっ…瞬君…」
「お前が…好きだ…出来るならこのまま」
「へっ!?」



そのまま視界が…
瞬君が優しく体をソファに倒された
目の前には、愛しい貴方が居る




「奪ってしまいたい」
「…し…瞬君…ダメだよ…瑞希君…そこで」


忘れてた訳じゃないけど
来たときら、瑞希君はいつもの定位置で眠ってる



「それはそれで…興奮する気がしないか?」
「えっ…ええっ!?」
「この体勢であまり可愛い顔をすると…止まらなくなる」




瞬君…意地悪だぁ〜



「チュッ……冗談だ」
「…////」
「光…愛してる」
「瞬君…私…も…好き」



そのまま、何度も瞬君にキスされた
いつの間にか余鈴が鳴ったけど




「まだ…足りない」



チュッ



「んんっ…瞬…く…んっ」
「お前も…共犯な」
そのあと、二人は見事に悠里先生からお説教を受けることになった



お陰で成績悪くない私も一緒に補習…




「でも、光さんにはあまり意味ないのよね…補習は」
「…」
「だから、瞬君の助け船ってことで」
「う〜っ…今日は…お菓子作りしようとしてたのに〜」
「なら、今日の補習は…」
「ダメよ」




悠里先生、ツッコミはやっ




「もう、瞬君の馬鹿ぁ〜」
「何を今さら」
「そう言うときだけ自覚するなぁ!」




これも、惚れた弱味なんだろうな




「あ、今なんか…いいフレーズが…」
「なに!?それは早く帰らないと」
「ふ〜た〜り〜と〜も〜」
「うわぁっ…先生が起こった」
「…光さん、5分だけ時間あげるわ」
「おっ…マジですか?」
「いい詩…なんでしょ?」
「先生ぇ、大好き(ぎゅっ)」
「光さんわかったから」






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