乙女の部屋

□☆ふたりの唄
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それから、その五分で詩を書き上げたあと
ちゃんと補習を手伝った




帰りに先程仕上げた詩を瞬君に渡した



「これは、いい詩だ…早くこれに曲をつけなきゃな」
「本当!?」
「ああ、名曲の予感がする」





瞬君の言葉は
誰に言われるよりずっと嬉しかった




「出来たら、真っ先に聴かせるからな」
「…うん」
「今日はこれからバンドだから送れなくてすまない」
「大丈夫、ちゃんと真っ直ぐ帰るから」







ふたりの唄は




これからたくさん増えていくのかな



私たちがこれから作る思い出のように





「瞬君」
「ん?」
「行ってらっしゃい////」
「…ああ、行ってくる」





…END…







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