乙女の部屋

□☆可愛すぎ…だろ
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「真壁、さっき光に何かを渡さなかったか?」
「ん?ああ…光専用の衣装だ
吾郎が着るよりずっといいだろう」
「なにを渡した」
「フッ…見てのお楽しみだ瞬」




そして、10分後





「…ちょっ…翼くん…これって…」
「さすが、俺の磨きに狂いはない」
「『見立て』でしょ!」



悠里先生はいつでも冷静につっこむか




「…どうした光…っ!?」
「光さん…可愛い…けどClassXのウェイトレスの衣装って…」



先生…もうそれはウェイトレスではない



「翼くん…これ…メイド服なんだけど」
「お前は平凡なウェイトレスより、メイド服の方が似合ってるだろ?」




一応、回りと合わせて黒のメイド服だが…




「いや…なんで私だけメイド服?」
「そうだよ〜、ゴロちゃんだって着たい着たい」
「急遽思いついたんでな…一人分しか用意できなかった」



たぶん、あれは嘘だろうな




「うぅ〜っ…恥ずかしいよコレ…吾郎君代わって」
「待て、それは無理だ」
「えっ、なんで?」
「それはお前のサイズピッタリに用意したものだ
吾郎には無理だ」
「…せめて他の子もメイド服にしようよぉ」


うん、今年の文化祭は真面目に出て正解だったな




光のメイド服姿はきっと、今後も見られそうにないからな







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