ポケ擬小説

□日常大翻弄!
1ページ/4ページ

 −注意!−

えー、いい加減分かっとるわボケと言われてしまいそうですが、一応ワンクッション。
ナタ&キトラの妄想ぶち込みポケモン擬人化BL小説でございます。
理解のある方のみの閲覧でお願い致します。
ちなみに、前作「日常大奔走!」の続編っぽいストーリーとなっておりますので、そちらから先に読まれることを推奨します。
では、OKな勇者様のみこのままどうぞ↓
 
 
 
 
 
 


「夕食にこれはどうだ? なぁ雷光?」
「んな高い刺身買えねぇよ! ってか、野菜どうした野菜!」
「野菜はいらない」
「栄養偏るだろ!」
「野菜は嫌いだ。私がわざわざ野菜を食べてやる理由など無い」
「よくそれでそこまで成長したな…。好き嫌いするなら、メシ作らねぇぞ」
「まぁ私には雷光さえいれば…」
「あ゙ー! だまれー! ここスーパーだから! ヘタすりゃ知ってるヤツいるからー!」

俺達は今、夕食の材料を買いに、近所のスーパーにいる。

「あれ? 雷光じゃ〜ん。何スーパーで騒いでんだよーガキか?」
「れ、鎌寅?! なぜここにいる!?」
「ん〜、メシ買いに来たんだけどよー。雷光は? つーか、隣の人誰?」
「え、えっと…こいつは…」
「私は雷光のおっt」

水薫がヤバい発言をする直前に、鳩尾に一発パンチを食い込ませる。

「えっと、つまりこいつは…お、俺の兄貴だ(泣」
「ほー。へー。ふーん…」

鎌寅の舐めるような視線が痛い。

「まぁいっかー。兄貴ってコトで」
「お、おう…兄貴…」
「ふっ、兄貴か。ならば私達が普段しているあれやこれやは全て近親相かぐふっ」
「こここいつちょっと頭イってるだけだからただのバカだから…何も無いから!!」
「ふぅん…おもしれー兄貴じゃん」
「どこが?!」
「じゃあオレ、そろそろメシ食いてーし帰るわ。またなー」
「お…おう! また明日なっ!」

そう言って、鎌寅と別れた。
そしてなぜか、水薫がニヤついていた。

「なんだよ! …気持ち悪りぃなぁ…」
「いや? 焦る雷光も可愛いなと思って」
「っ! バカ! 勘違いしてんじゃねぇよ! さっさと買い物終わらせて帰るぞ! あと、野菜食え!!」

そうして何とか買い物を終えて帰宅した。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ