調べ事

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【アットゥシ (あっとぅし)】
・オヒョウ(シナノキが使われることもある)などの木の内皮の繊維を元に作った素材を、機にかけて織ったアイヌの織物。衣服として作られることが多い。イラクサなどの繊維を用いて布や服(草皮衣)を作る樺太アイヌや、同じく草皮衣や魚皮衣(サケなどの魚皮をなめしたもの)を着ていた千島アイヌに対し、樹皮衣であるアットゥシは主に北海道アイヌの間で作られた。
・普段着として着るものには文様をつけないことが多いが、晴れ着として着るものの場合には襟や袖などの部分に日本人が持ち込んだ木綿の布を貼り、さらにそこへ刺繍かアップリケを施している。

【アルゴ座 (あるござ)】
・昔に存在した星座の1つ
・南天の星座で、その名称はギリシア神話に登場する船、アルゴ船(またはアルゴ号)にちなむ
・クラウディオス・プトレマイオスが設定したトレミーの48星座のうちの1つだが、あまりに巨大な星座だったため、1752年にフランスの天文学者ラカーユによりほ座・とも座・らしんばん座・りゅうこつ座の4つに分割され、1928年の第3回国際天文学連合総会において正式承認された。そのため現在は使用されない
(α星のカノープス(現在はりゅうこつ座に属する)は地球の歳差運動のために約1万2千年後には南極星になる)

【アルゴ船 (あるごせん)】
・ギリシア神話に登場する巨大な船の名前
・船大工でプリコスの子アルゴスが建造したので、彼の名から命名された。イオルコスの英雄イアソンがコルキスの黄金の羊の毛皮を求める冒険のために建造された
(アルゴ船の乗組員には、勇士50人が募集され、これに応じてヘラクレス、双子のカストルとポルックス、オルペウス、リュンケウスなどギリシャ神話で活躍する英雄たちが乗り込んだとされる。彼らをアルゴナウタイと称する)

【α星 (あるふぁせい)】
・正座ごとに明るい順につけられる記号の一つ
(α星、β星とギリシャ語の記号をつける)

【アルマゲスト (あるまげすと)】
・ローマ帝国時代にエジプト・アレクサンドリアのクラウディオス・プトレマイオスによって書かれた数学と天文学の専門書
(天動説などが書かれたのもこれ)

【干支 (えと)】
・旧暦で十干(ジッカン)と十二支(ジュウニシ)を順次組み合わせて年月日に当てたもの。年の場合、同一の組合せは六十年ごとに再現。その理由は、十干に対し、十二支の方が二項多いので、順次組合せがずれて行き、両者の末尾が再びそろい、最初の組合せに戻るのに六十年かかることによる。→本卦還(ホンケガエ)り・還暦・華甲(カコウ)
・俗に言う十二支のこと

【カノープス (かのーぷす)】
・りゅうこつ座のα星
・太陽をのぞきシリウスに次いで全天で2番目に明るい恒星
・その名はホメロスの叙事詩で語られる、トロイア戦争時のギリシャ艦隊の水先案内人に由来するという説がある
・南極老人星とも呼ばれる
(単に南極星、老人星とも言われる)

【鬼宿 (きしゅく)】
・二十八宿の一つ
・距離はかに座、Θ,ηγ,δの四つの星で構成される
・積尺気と呼ばれ、屍体の山から立ち上がる精霊(魄)が集まる姿とされる

【クラウディオス・プトレマイオス (くらうでぃおすぷとれまいおす)】
・『アルマゲスト』の著者として知られる古代ローマの天文学者、数学者、地理学者、占星術師
・エジプトのアレクサンドリアで活躍
(クラウディオス(Claudius)はローマ人の一般的なノーメンのひとつ)

【恒星 (こうせい)】
・自身のガスを核融合反応することで光を放つ星

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