novel

□コドウ
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痛いくらいに。

コドウ







最近俺の心臓はおかしい。
何がおかしいって、ドクドクドクドク鳴り続けるんだ。………新八相手に。




いやいや、やっぱりおかしいって。何かの間違いだって。
だって新八だよ?あのダメガネで地味で泣き虫なオカンだよ?そりゃ優しくて可愛くて家庭的で理想の奥さんだけど…………って違ァァァう!!!何言ってんだ俺!!違う何考えてんだ!!



「どーかしたんですか銀さん」
「うおわっっ!?」
ガタガタン!!

「ちょっ、大丈夫ですか!?
あ、テーブル無事…」
「オォォォォォイ!!銀さんは!?銀さんの心配はァァ!!?」

俺の頭ん中はパニックだった。
だって新八のことで悶々としてたら、う、上目遣いの新八が目、目の前にィィィ!!


…………と、刹那。
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