視線

□愛でられし闇  未完
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二人が向かうのは禁術の森の中にあるナルトの本宅

結界をくぐるといい匂いか漂ってくる

「シカ、今日の夜食は?」

暗部としての任務の前に夜ご飯は食べるのだが、帰ってくるのは2時や3時
しかも、派手に動くので必然とお腹がすく
そこで、二人は夜食を食べることが習慣となってきている

二人の中で食事はシカマルの仕事

ナルトもシカマルと暮らし始めて驚いたのだが、シカマルの作るものはおいしい
それこそ、プロ顔負けなのだ


「あー、今日はほうれん草のパスタとオニオングラタンスープ」

「おっ、やった。俺、シカのグラタンスープ好きなんだよね」

嬉しそうに言うナルトをみて、シカマルも顔を綻ばせた



たっだいまーっと声をかけて家の中にはいるとエプロンを身につけたシカマルの影分身が現れた

「おっ、おつかれー。今日はずいぶんと早かったな」

「まあ、色々あってな。んじゃ、おつかれさん」
シカマルは夜食を作っていたシカマルにお礼を言って消した


「ナル、まだ出来上がってねぇーみたいだから、先お風呂は行ってこいよ」

そういって、シカマルは影分身が作っていた夜食の続きに取りかかる


ナルトはわかったと返事をしたが、しばらく夜食を作っているシカマルの後ろ姿を眺めていた

そして、何か思いついて、にやりと笑うと背後からシカマルを抱きしめた



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