視線

□ふたつの再会  完
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ナルが不思議な少年にあってから二日がたった。

(今日もいないのかな・・・・・・)

ナルは昨日も一昨日も禁術の森を訪れ、森の中を歩き回った。
もちろん、あの湖にも何度も行ってみた。
だけど、あの少年には会えない。

太陽の光が反射して湖がキラキラ輝いている。
いつもはこの輝く湖がきれいで大好きなのに今日の湖はなぜかまぶしくて目にしみる。
ナルは思わず顔を歪めた。

「・・・・・・もうそろそろ帰らないとじいさまが様子見に来ちゃう」


三代目は朝に修行をつけてくれる。
そして、3時頃に自分の休憩もかねて毎日ナルと一緒にお茶をしている。

ナルの体内時計はもう2時を過ぎているのを感じていた。


「はあ、帰ろう」
重い足取りでナルは火影邸へと帰っていく。
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