05/08の日記

23:03
いい女はですね ヨガをやるんです
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それでは「よつばと14巻」が発売してくれたので感想といきましょう。

▪全体的に

ダンボーでわりと成功してたので心配だったけど無事連載してくれてまずは安心といったところ。前回13巻が2015年くらいでしたので二年半くらいのペースが保ててるんでしょうか。一時期全く連載してない頃と比べるとましにはなっているんでしょうか。
んだけどそんなペースだけど物語の中の雰囲気は全く変わってなくて安心。今回は特に原点回帰というか普段通りに前半はオムニバス形式でコミックを読み進める程に後半の大冒険に向けての伏線が着実に詰まれていく感じ。確実に1巻の中で起承転結を意識してくれててあずまさんの「よつばと!」に関する変わらないこだわりの最新版という矛盾した安定感を見せてくれた。
ダンボーで儲けながらも漫画作品としての完成度を突き詰めようとする姿勢は相変わらずである。え?今年で15周年なの?おめでとうございます…よつばちゃんは少しずつ成長しているのに私たちときたら…って感じですけど。
でも「よつばと!」をにやにやしながら見る月日は変わらないんですけどね。

▪絵柄

物語は原点回帰的なのでほんわかしつつも、後半の東京旅行あたりの背景は6巻くらいの怖いくらい綺麗なものとなっている。
6巻の頃はあんまし好きな描写じゃなかったけど、よつばちゃんにとって初めて見る怖いものに対しての静かで大きなものという感じが出て悪さを良さに変えていた。自分も子供の頃は東京ってどんなビルでもものすごいものに見えてたしその時の感覚を思い出すかのようでした。

▪小春子、登場

15周年だというのにこれまで全く見たことないような新キャラ、しかもよつばちゃん達にとっては実は顔馴染みという謎のキャラが登場する。
最初の頃は素性が知れずとーちゃんに怒っていたので怖いお姉さん(orとーちゃんの恋人?)かとひやひやページをめくっていたが、ほんの数コマでとーちゃんの妹ということが判明。
あーー、あーー、っとたった数ページでしたけど色々納得して世界が変わる感じに。漫画としての表現が上手すぎる。
んで小春子さんはとーちゃんと違ってあんましよつばちゃんに会えないので、東京ではあまり見れなそうなものをよつばちゃんに見せようと必死になる。必死になるも実は普通のラーメンが食べたいとかよつばちゃんが抜かしおるので拍子抜けしたりする。このギャップが今後の持ち味となるか。
んで予約はしちゃったので仕方なくホテルのバイキングへ。
超豪華なバイキングに放られる子供と大人。テンションの上がり方と未知なる料理への興味とバイキングの元をとってやろうという魂胆がぐちゃぐちゃになりカオスへ。そうそう、東京ってとりあえずこんなテンションになる感が分かる。
んで色々ありつつもよつばの「世の中には色んな食べ物があるんだなぁ」って一言を聞いて眼鏡に隠れて笑顔になる小春子。
たった一コマだけど小春子の不器用ながらもよつばちゃんにしてあげたかった万感の思いとかが伝わってくる。漫画の間の取り方だからこそじわじわ感じられる雰囲気。にやにやする。この空気こそよつばと!だよなぁ、っとあずまさんのキレが全く失われてないことに感動。
小春子も最初の怖いお姉さんとはたった二話で印象がガラリと変わる。また正月に登場してくれるみたいなので楽しみである。

▪三姉妹

今回風香が割りと出番が多い。故に久々のしまうー。ヨガっていうかZ技みたいな二人である。
恵那ちゃんは数コマくらいなので三浦はなし。次回あたり来てくれるかな。
渚お姉ちゃんも出番多め、とらも出る。
今回レギュラーキャラの出番が意図的に多くなっているのだろうか?やはり15周年向けに原点回帰してくれたんでしょうかねぇ。うれしい。

ってなことで今回のよつばと!はこんくらいでしょうかね。
いやーにやにやした。うれしい!これでまた数年生きられますね!
それではまたこんど!
カテゴリ: 漫画

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