04/23の日記

17:56
明日はいつだってプラン
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それでは3のつく日とアニメ感想期間が重なっているので特撮感想にいきましょう。今回感想を書く作品はこちら!

仮面ライダーオーズ/OOO 10th 復活のコアメダル

です。オーズ続編の劇場版です。まだ円盤化してないと思いますのでネタバレ注意でおねがいします。

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さて待ちに待っていたオーズの続編です。オーズと言えば震災があってストーリー変更があったもののものすごくいい終わり方をしたことで仮面ライダー作品の投票でも一位を何回も取ることになった文句なしの名作であります。
主人公の相棒、アンクは消えてはしまうんですけど主人公の映司が心の中でずっと病的に抱え込んでいたメサイアコンプレックスを解消して普通の人間として生きていけることに。アンクともまたいつかの明日に会えるのかな?って希望の持てるエンディングになって綺麗に終わった反面

ここから続編を作ったら蛇足ではないか?
それでもアンクに会いたい
平ジェネの映画での出会い方が無難だった

と3つに別れて混沌を極めていました。

でもオーズだし。

多分自分たちの想像を超えるようなお話にしてくれるはず。テン・ゴーカイジャーも面白かったしオーズも信頼して見てみるか。

ってな感じで軽い気持ちで観に行ったらとんでもない映画でした。

先に衝撃的なことを書いてしまうと映司は死んでる状態から物語はスタートします。
古代から復活した先代オーズが当初の目的通り復活した幹部達を連れてまた世界征服しようとします。それに立ち向かって敗北した映司は子供を庇って命を落とすことになります。その時に元々映司の中で病的に深かった欲望が歪んだ祈りとして発言して映司の命と引き換えのようにアンクが復活しました。

が冒頭。ここがスタートならきっとよくなっていくはず…

で実際映司の体はかつてのひなちゃんのお兄さんみたいに人口グリードを憑依させてしばらく延命させていました。その人口グリード、ゴーダと共に古代オーズと戦っていきます辛くも勝利するんですけどここでゴーダも暴走。
暴走するゴーダを止めるためにも映司は残った命を使ってアンクとまた変身してゴーダを止める…までは良かったんですけどそこで命を使い果たしてしまった映司は二度目の永眠を迎えて映画は終わることとなりました。

え?

これ映司が助かってまたアンクとひなちゃんと3人で仲良く暮らしていく物語じゃないの?
てかアンクも今度は映司に取り付けよ…

っと途中までの物語はバードだったんですけど一度映司の命を復活させたのならこれ物語のオチとしては今度は時間がかかってもいいから映司を待つ終わり方でも良かったんじゃないのかな?

仮面ライダーオーズ/OOOという作品は人が良すぎて心が壊れてしまいそうになった映司が仲間と共に普通の人間に戻っていく救済の話だと自分は思っていたんですけど
結局映司は映司らしく死んでしまう結末となってしまいました。映司らしいといえばらしい最期ではあったんですけど、いやいやそういう続編を見たかったわけじゃないんだから。
こ、これを見るために10年間待ってたの?
マジ?
調べてみるとこれ本当に完結編の意味でも作られているみたいで、演者さんもスタッフさんも満足の余韻に浸っているのがまた辛くなってきます。
最近の仮面ライダーのVシネ作品は主人公死亡、で終わることも多くてそれもまたヒーローの生き様でもあるかもしれないけどオーズでそれはやってほしくなかった。ゴーカイジャーを見てみろよ…あそこは10年経っても変わったように見えて全然変わらなかったことを物語にしてたのに、オーズはやっぱり映司はいい人すぎるから死にましたって終わり方にしちゃったらつらすぎるだろ。
これマジ?(2回目)
な作品でした。けどオーズだし、どうせなら完結編と称して実は3回に分けましたー、っとかならまだ納得できそうなんですけどね。そしたらもう敵がいなくなってしまうんですけど(幹部達の扱いがかなり雑だったのでそれのカバーもしてほしいわ)、そんないつかの明後日もみれることができるのか。
好きな作品なだけあってそう祈りたいですね。ではでは。
カテゴリ: 特撮

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