プリキュア創作
□さあほまデートSS(さあや視点)
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(※本編中割と二人で休日過ごしている姿があるので、それを元に妄想したSSです)
『さあやー、明日ビューティハリーに行く前に時間あるから、二人でちょっと遊ばない?』
ほまれから連絡が来た。
あの子、忙しい割に何故か休日は私と過ごしたがるのよね…不思議。
でも実は休日忙しいはなとは予定が合いにくくて、えみるちゃんとルールーは基本セットでツインラブの活動をしていて、消去法的にも忙しい者同士でスケジュールが案外合うのかしら。
…ほまれが私を選んでくれてる、って思うと自惚れかもしれないけど、やっぱり嬉しいものである。
…あまり調子に乗らないようにしよう。私はほまれにとって誘いやすい友達だと思ってくれている。
本当ならそれだけで嬉しいことなんだから。
さーてと、演技演技。
「…でもほまれその日は朝練あるんじゃない?大丈夫?疲れてない?」
「大丈夫だよー、それくらいの体調管理は出来てるし。それにアスリートだからこそ休める時はメリハリつけて休まないとね。私はさあやと遊んでると疲れも吹っ飛んじゃうんだよ」
…まあそれは本当だと思うので信頼する。確かに私達と遊ぶようになってからほまれの調子も良くなってきたのも事実だ。
…ちゃんとした休養がとれているというのも嘘ではないんだろうけど、本当はハリーに恋してるから、だとは思うけど…
再び私は自分の心に蓋をする。
「んねー頼むよおーさあやー私を助けると思ってさー」
「…私がその言葉に弱いの知ってる癖して」
「あ、でもさあやが女優業で忙しいってんならやめとくけど?」
いんやもち、ほまれと遊ぶことを想定して事前に開けておいたんだけどね!
ちょっと卑屈になってしまったけど、私もほまれとの休日をしっかり堪能するんだから!
ほーまほまほまー。