小説
□ホワイトデーSS:3
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「戦隊ものってあるじゃない?」
…何だ、このモードは。
今日の僕は遅刻なし、イージーミスもなしで作業もスケジュール通り。作業内容としても単純作業の多い正直暇な日である。そんな日に机にほぼ突っ伏した体勢からポツリと呟いた何の脈略のない単語。
…ああ、これは雑談モードだな。
このシリーズもかれこれ三回目となるが実は本編じゃ一回もやらなかった雑談回。
…どんだけレアだっつーの。いや、さっきの条件を全てクリアした上での雑談なのでレアというより最近の僕がちゃんと仕事できるようになってきたクリア特典みたいなモードなのだろうか。
…デレモードとは程遠いし、相変わらずよく分からない会話になると思うけど、とりあえず素直に彼女との雑談を今は楽しむとしよう。
ホワイトデーSS:3