コラム部屋

□アニポケ感想
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ポケットモンスターBWというゲームは賛否両論のゲームである。
あんまりにも深く書くときりがないので手短に単語だけ出せば
大二病
この単語を出すにはいささか勇気がいるがここに決行。
要はポケモンは子供用ゲームなのに一周回った厨二病的演出が多くて「大人(オタク)が好きそうな懲りすぎた演出」をばら撒いていて「子供ゲームなのに何背伸びしてんだか」と滑稽だと評価されがちなのである。
(※あくまでネット上での風評を鵜呑みにしているだけです)

本題(遅い)

そんな評価が揺れ動いているゲーム原作ですがアニメはやはり子供たちのものです。
・N君を総スルー
・原作でのベルちゃんの鬱展開をないかのようにする明るい改訂
・カミツレさん、ベルちゃんのからみ改訂

などなど、ゲームの方での不満点を解消してくれているのもアニメの良さであります。
んで今回のアニポケ感想

第50話:「ライモンジム!華麗なる電撃バトル!!」

記念すべき50話目にして三つ目のジム回である。
カミツレ
というキャラは↑にも書いた通り賛否両論のキャラでもあるのです。
・オタクに媚びるようなキャラデザ、キャラ設定
こう一言で言ってしまえばアンチに聞こえてしまうのですが、
美人モデル
無口美人
という要素は今までのジムリーダーになかった設定なので個性といえば個性。この子供アニメにはもろ刃の剣の個性をアニメではどう活かすのか…と期待と不安を抱えながら見てみると…

超ハイテンションなキャラになってました

いやあ、あまりに清々しい改変っぷりに笑っちゃいました。ゲームではクールなお方でしたがアニメではモデルというかスター、エンターテイナーな感じでしたね。過去のヒースやらメッリサやらアーティやらとキャラが被っていなくもないけどベルちゃん同じく原作と別人にして良かったキャラだと思います。
あとかわいいから許す。この一言を言わせるスタッフに素直に脱帽。

んで
丸々一話バトル尽くしだった50話。よく脚本が上手いと褒め称えるBWですがバトル尽くしとなるとやはりむずかしいのか、ちょっとしたグタリがあったかなという印象。
まずは全体の流れ

1サトシが普段活躍してないメンバーにもチャンスを与えたいと、普段使わないポケモンで工夫を凝らし好スタートを切る
2カミツレも負けじと切り替えし形勢逆転
3サトシ、はりきりすぎか自分のペースを保てずあたふたして窮地に
4ピカチュウが喝を入れてサトシを諭す。
「タイプだとか作戦とか気にしていたけど、本当に大切なのはポケモンのやる気を信頼することなんだ」
そう気が付き自分のペースを取戻し機転を利かせて勝利

というお話。終わってみれば「一話の中で互いに逆転を繰り返し、最終的には信頼で勝つ。よくまとまっている王道」かと思いきや
最初の「普段活躍してないメンバーにもチャンスを与えて勝ちたい」というサトシの目標が結局ピカチュウでゴリ押しで勝つにすり替わっている形になっていてちょっと残念。
確かに前半のガマガルちゃんの試合は見ごたえがありましたが、カミツレの切り替えしからはグダグダ。
仮にもシンオウリーグ上位者とは思えない判断ミスが続いて「何やってんだよ!」的なツッコミに。
まあ切り返したカミツレさんが上手くサトシのペースを崩したともいえますが…
・ガマガルゴリ押し以外の作戦を考えてなかった
・エモンガに不利なツタージャを出してしまった
・自分のポケモンの性別を覚えてない(よくある)
などの酷過ぎるサトシ君。ツタ様とエモンガのガチレズ展開を披露してくれたのは認めるが。
まだまだということですかねー。
サトシ君もそうですが「バトル展開で型にはまらない演出」ということが。なんかエラそうなこと言ってますがバトル話で面白い話しにしようとする工夫は確かにあるので、BWの脚本にはまだまだ期待させて頂きます!

追記

次回予告にてフリーダムなノボリクダリ兄弟w
次回予告の決め台詞から形式まで全部乗っ取っりやがったw
来週も楽しみなり。
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