コラム部屋
□アニポケ感想
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前の記事の続き。
あらすじ：ジムリーダーの存在意義についてあーだこーだ考えた結果
「万能なトレーナー育成」
のために各タイプを極めたプロフェッショナルで新人トレーナーを認定するのが彼らの仕事である。
これを踏まえてオチ。
アニポケ第58話：「デントとポッド兄弟バトル！ヤナップVSバオップ」
の感想。
「デント、コーン、ポッド」の異例の三人（イケメン）ジムリーダー。
デントが言わずもがなタケシポジションで大活躍してる中、コーンとポッドはかれこれ一年以上出番なし。
しかもポッドに至っては初登場時からサトシにほほいとやられていいとこなしのかわいそうな子。
「ポッドェ…」
とかネット上でネタキャラ扱いされてる中、狙ったかのようにまさかの主役回が回ってくる
「ま、まさかあのポッドが活躍がくるだとっ…」
不遇キャラのフォロー回とかアニポケも粋なことしてくれるじゃない！
…とか思ってたらそんなことなかった。
結果としてはポッドの評価を徹底的に地に落としめた後、フォローするために活躍させた。みたいな感じの演出で、終わってみればプラマイゼロじゃないですかー、やだー。
と、更にネタキャラの道を突き進んでしまった回に見えなくもない。
アニポケはポッドをどうしたいというのだw
ポッド中心にあらすじを語るとこんなん。
①ジム戦で挑戦者にあっさりやられまくりで、ジムリーダーとしてのアイデンティティの危機を感じる
（この時点で既にひどい）
②兄弟のコーンに相談する
③コーン「ポッドにはポッドの個性があるから気にすることないですよ」
ポッド「オレの欠点を言ってくれよ、そのほうがためになるよ！」
コーン「…そうですね、強いて言うなら攻撃一点張りで単純なところでしょうか…」
ポッド「なんだと！ふざけるな」
と喧嘩してポッド家出。（水タイプジムの完成である）
④旅しながらデントとポッド再会
⑤ポッド、デントにボロ負け
⑥負けたことをバオップ（手持ちポケモン）のせいにする
⑦ポッドとバオップ喧嘩
⑧デントに諭され、ポッドとバオップ仲直り
⑨ポッド「デント、ポケモンソムリエとしてオレとバオップをテイスティング（笑）してくれ！」
⑩デントにテイスティングされてご満悦なポッドさん。
終わりという。
ポッドもデントと同じ「ジムリーダー」で「ポケモンソムリエ」なのに一体どこで差がでてしまったのか。
っていうかポッドどうやってジムリーダー試験合格したんだw
出会い頭にポッドが
ポッド「デント、まさかお前旅して遊んでばかりで、ソムリエ修業してないんじゃないだろうな」
って言われた時は
ギクッ！（釣りしたり映画撮ったり探偵ごっこしたり女の子に鉄道自慢しかしてねえ！）
と内心ひやひやでしたがカメラの回ってないとこでちゃんと自己実現は果たしてたらしく。
「以前のボクはバランス重視のテイスティングしかしなかった。けどサトシと旅してポケモンそれぞれの個性を延ばしてあげた方がいいと思ったんだ」
中途半端に八方美人になるより、個性を活かしたほうが強い、ということでしょうかぬ。
ポッド回に見えて、デントの成長確認回でもありました。っていうほぼ初めてソムリエのテイスティングを見た気がするw
にしてもデントがバオップにソーラービームを教えるシーンがまたなんとも…
デント「こうして太陽の光を体いっぱいに受け止めて」
＼(^○^)／
サトシ「オレもやる！」
アイリス「楽しそう、私も！」
＼（＾◯＾）／＼（＾◯＾）／
デント「そして太陽の力を力を一点に集中して一気に放つ！」
バオップ「ハッー！」
サトシ、アイリス「がんばれがんばれ」
シュール。なんかかめはめ波の練習風景にみえる。
私も太陽の力一点に集中すればソーラービーム的ななんか打てるんでしょうか。
そんなこんなで、ポッドのテイスティングも無事終了して自信もついてハッピーエンド。ちゃんちゃん。
で終わったのはいいとして、本当にジムリーダーとしてポッドはやってけるのでしょうか。
デントが言った通り
「ボク達兄弟は互いに足りないところを補い合ってきた、これからも変わらないよ」
と、生活してる中で大切なのは協力しあうこと。
なんでもかんでも出来る人間がいないからプロフェッショナルがいるのです。
ポッド君はこれから新人トレーナーを導ける「炎のジムリーダー」としてやっていけるのでしょうか。
過去の炎ジムリーダー
カツラ
アスナ
オーバ
と比べて１番若年ですが、サトシ負けじのまっすぐな主人公肌があります。
炎の強さとは何か。それは「燃焼」であると思う。酸素を燃やし、二酸化炭素に変える化学変化。
私達の体の中でも行っているこの行為のすばらしいさは何かを燃やしてエネルギーを生み出す行為ということ。
カツラさんなら辛い過去をバネにする変化。
アスナさんなら、おじいちゃんから継いだプレッシャーを力に変える変化。
オーバなら男同士の熱い友情を愛に変えるホ（略
ならポッド君はきっと、この回のように自分への苛立ちを成長に変えることの出来る、そんな炎のジムリーダーとして新人トレーナーの前に立ち塞がる。
そんな彼でいてくれたら、励みになるでしょうね。
今後彼の出番があるかわからないけどw