コラム部屋
□アニポケ感想
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故人はポケモンアニメを見るのか。
そもそも何が目的で放送しているのか?
サトシの冒険話を展開することで、子供達に夢を与えることを目的としているのか。
異生物のコミュニケーションを描くことで、他の生物との共存の素晴らしさを表現したいのか。
私達にアイリスたんをぺろぺろさせるのが目的なのか
人によってアニポケを見る意義はそれぞれであり、例を挙げていてはきりがない。
だからこのアニメの存在意義も多くの意見の一つに過ぎないだろう。
金儲け。
株式会社会社ポケモン(ポケモンマーケティングを総括してる会社)
的にはアニポケの存在意義はこんな感じでしょう。
TVというメディアは強力なもので、特にアニメというジャンルは子供向けであるがために
実際子供達に買ってみたい!
と子供達に思わせる、
作品という名のコマーシャリズムがアニメです。
まあ昔からよく言われていることですが、アニメだって慈善事業で放映しているわけではない。
その裏には私達がゲーム買ってるお金でご飯食べてる人間がいるのであってその人達の必死の営業の形でもあるのだ。
故にそういった営業の意味でのアニメならゲームを買いたくなるような演出、「いろんな人に受けるように、ならべく沢山のポケモンを出す」
といった表現方法が主流となってきます。
過去のアニポケでも
一話限りのゲストポケモン+ゲストキャラを登場させてR団と絡めて活躍させるという話しが多いのは自然の流れとも言えるでしょう。
今週のアニポケモ46話
「チョロネコにご用心!」
の回も実に歴代のシリーズから受け継いできた
「ゲストポケモンを輝かせる回」
あわよくば
「チョロネコファンを増やし、グッズを売ってしまおう」
という目論みが見えるいつも通りの回でした。
チョロネコのゲームでのイメージ→
・いたずら好き
・子悪魔的なキュートな腹黒
を前回仲間に加わったニャースを生かし、見事表現。
一般回かと思いきや、ちゃっかり個性あるエピソードを組み合わせてきます。
またゲストポケモンだけではなく相変わらずレギュラー達のキャラ作りも丁寧なBW。
・白目をハートマークにするニャースに対して黒目をハートマークにするミジュマルさん。
・相変わらずドラゴンをゲットしないアイリス。
・チョロネコに何かトラウマのあるデント
・抱き合って頬を赤らめるニャースとミジュマル(アッー)
・デントにぶっか(自重
いざ振り返ると暴走気味の小ネタ。
んで、前半までは悪行の限りを尽くしていたチョロネコもサトシ達のピンチの際に心配する。
いたずら好きではあるが、誰かの命が危険になれば立ち上がるというフォローが入る。
そして重なるようにチョロネコがやさぐれた理由となったチョロネコの元トレーナー、ミーシャが登場する。
かつて仲のよかったチョロネコとミーシャ。
しかしミーシャは外出中に事故に遭ってしまいチョロネコの元に帰れぬ状況となる。
いつまで経っても向かえにこないので捨てられたと勘違いしたチョロネコはやさぐれてしまうという過去。
(ミーシャはあの成りで一人暮らしだったのか、家に帰れなくなるほどの事故にしては軽傷に見えるが、というツッコミは多分野暮。きっとチョロネコが三日と会えないのが我慢できないヤンデレだったのだろう)
しかし、ミーシャ、サトシ達の危機の前にプライドを捨てて助けを呼びに行ってくれたチョロネコ。
いたずら好きだけど、好きな人のためには一生懸命、というチョロネコらしさを演出して終了。
ってな感じ。
いやはや、やはりBW編はポケモンの魅せ方が上手いです。
ついで先ほども書きましたが要所要所の小ネタが妙な一貫性が。
・抱き合って頬を赤らめるニャースとミジュマル。
・ニャースとミジュマルが求愛していたチョロネコは実は男の娘だった。
アッー!
え?こんな腐った見方するの私だけ?
いやいや、これもアニポケの多種多様な存在意義の一つに過ぎな(略