コラム部屋

□アニメ感想
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私に残された秋達。

・ベントー
・廻るピングドラム
・スイートプリキュア
・ハンターハンター
・ガンダムAGE

もうかれこれ二週間以上秋アニメ考察しちゃってます。我ながらぐだぐだすぎるw
ってなことで、そろそろ秋を卒業したいのでどんどん感想書いていきましょう。

・スイートプリキュア

キュアミューズ登場→ラスボス登場→敵の改心→最終決戦→ラスボスの悲しみを受け入れてエンド。

な終わり方をしたスイートプリキュア。
「仲悪いコンビ」が仲直りしてプリキュアになる、という原点回帰だった今作。
二人だけのころはそれくさ、シンプルな「女の子ヒーロー」ものとしてしっとりとやりながら、
敵役が味方になったり裏で暗躍するラスボスがいたり、小学生プリキュアが久々に帰ってきたり色々なものが詰まってきた後半。
んで、いざラスボスと対面してみれば、子供向けとは思えない小難しい精神論を論じて、拳で語り合って悲しみを受け入れてエンド。
なんというか、色んな工夫が散りばめられられているのは分かるんですが、一年前に「シンプルなプリキュアがきたー」との思いが一転。ごたごたなプリキュアだったな………って感じでした。

ストーリーに一貫性がないとも言えましょうか。
今作の目玉でもあった「敵かと思ったら、そうじゃなかった」という要素自体は意外性があって良かったですが、
結局ラスボスの「ノイズ(声フリーザ様www)」との因縁が最終話付近に固まってしまっていて、「一年通して戦ってきた敵に勝ったぞお!」って爽快感が薄かったと思います。
「ノイズ」戦はそこで独立しちゃってる感じ。
あそこだけ戦いの空気が違ってて、この一年のいざこざがなんだか茶番にさえ見えてしまいます。

まあ女の子のものの作品に「茶番」とか、なに言っちゃてんのwww
ではありますが、今思い返してみれば
セイラームーンも初代プリキュアやらハトプリやら

戦うバックボーンやら設定やら、意外としっかりしているものが多い中、スイートプリキュアは後半がちょっと甘かったかな…
とは思います。

良い大人がなにプリキュア語っちゃてるの、と言われれば(略

とはいえ、ノイズ戦単体で見てみれば中々熱い話ではありました。
相変わらず最終回付近の戦闘シーンの書き込みっぷりが半端ないw
去年のハトプリとか、後番組のドラゴンボールよりぬるぬる動く戦闘シーンだったもんなw
スイプリの場合だとノイズの病みっぷりが中々戦闘もの作品っぽくて
「感情のない世界を作ってやる!」(フリーザ声)
対してプリキュアも、ノイズを否定してばかりでなく
「悲しみがあるから、幸せもあるんだよ。だから感情をなくさないで」
的なメッセージを送りつつ見事勝利。

…うん、熱い話ではあるけど、どのへんが「スイート」なのかいまいちよく分からない感じでした。

ただ原点回帰な面白さがあったりハトプリみたいに朝見るにはテンションが高過ぎる作品という訳でもなく、

可もなく不可もない。悪く言えばパッとしない、良く言えば気だる日曜日朝見るには安定して見られる地味な良作だったんじゃないでしょうか。

なんやかんや終わってみると寂しいものです。もうあのドリルツインテールは見れないのね…結構好きでした。

ともかく一年間お疲れ様でしたー。

絶対に許さない!
…は、もう散々作品内で言えたから中の人的には吹っ切れる作品になれたんでしょうかね…
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