コラム部屋

□アニポケ感想2
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それでは今週も元気にアニポケ感想だぞえ。

第116話: 「N再び! ウォーグル救出作戦!!」
あらすじ:世界征服を企むプラズマ団は、実験で使うためウォーグルを捕まえてトラックで運ぼうとする。そのウォーグルを助けるためにNはトラックに飛び込むが…。

非常に面白い回。
何が面白いのかといえば、十分ツッコミところがあるというのにとんでもない原作改編をさらりとしちゃっていて、正しくアニメ見ているんだなあ、っと思ったことです。

・原作改編について

ストーリーとしてはまたNくんと出会って、プラズマ団と戦って勝つ、という普通の話なんですが、

Nくんの聞き分けがすっげーよくなってるんですよね。

ゲームでのあの電波っぷりが嘘みたいに普通にいい青年となっています。

アムロ「やめるんだシャア!こんなことしてもララァは帰ってこない!」
シャア「じゃあ戦いやめよう」

みたいな。

お前原作での毒すっかり抜けてるじゃねーか!

みたいな。

素直になったことはいいんですが、何かがギャグに見えてしまう不思議な回でした。
Nくんはウォーグルを助ける際に自分が一人で囮になってサトシ達を逃がすのですが、その時にさらりとサトシ達との距離をおくんですね。

「自分はポケモンバトル嫌いだから、一人で戦うよ。君たちはさっさと逃げな」

みたいな。
勿論その一言の前に「全てのポケモンとトレーナーが、君たちみたいに仲良くしてれば、それが一番だけどね」
っという言葉があるのですが、それがあるからこそ、Nのサトシとの価値観の違いを感じさせました。

んでサトシは最初はNのいう通りウォーグルを連れて逃げるのですが、
「ウォーグルがNの心配をした」
っという理由で戻ってきちゃって、結局プラズマ団とバトルになるんですよね。

N的にはたまったものではないですよね、せっかく一人で囮になったのに台無しにされた上、嫌いなポケモンバトルにまで発展してしまったのですから。

しかしその後の展開がまた素晴らしくて、
確かにポケモンバトルは傷付きあう行為だけど、

ポケモン達にとっては別に好きで傷ついてる訳ではなく、友達を助けるために全力で戦ってるだけなんですよね。

「ポケモンが無理矢理戦われされていて、かわいそう」

っていう言葉いうこと自体、人間目線での偏見であって、多分サトシとピカチュウにそんなこといったら二人とも怒るんでしょうね。

サトシもよく体はるし(笑)

まあここはモンスターものアニメの難しいところなんですが、ポケモン達が自分の意思で友達を守ろうと戦う意思、それを「乱暴」とか「人間は楽してる」ってイメージで見てしまうのはそれも偏見になってしまうんですよね。

原作ゲームではNがそこを自分の意見も自分のものさしの偏見だった、っということを気づくのに随分とかかり、色んな事件を起こしましたが、

アニメではあっという間に解いてしまいます。

これは(笑)ですw
いや、Nくんがまともになってくれることは嬉しいんですが、なんか聞き分けが良すぎて
「ゲームでのあのいざこざはなんだったのか…」
という気分になってしまいます。

正しくアニメ改編。
TVバージョンになってきれいになったNくんでした。

いや、何度も言っちゃいますが、きれいなNくんで実に素晴らしいことなんですが、こんな一般回話で壮大に改心されちゃうと、なんか腑に落ちない感じですよね。

なんかエンディングではサトシの旅の仲間になってるし。

…ついにラスボスもパーティの一員ですね!

すごい展開になってきました、エピソードN。

おらすっげえわくわくしてきました。

これから楽しみですね。

・他ツッコミところ

今回の敵でプラズマ団が出てくるのですが、やることなすことロケット団の反対で吹きました。

「おい、他のポケモン達もうばっちまおうぜ!」
「いや待て、俺たちの任務はウォーグルだけだ、先を急ぐぞ」

このシーン。
ロケット団なら調子のって失敗フラグでしたね。

いや、プラズマ団も失敗してましたが。
…でも最近のエリートロケット団だったらこうなってたかもな。

結局変わらんかw

それにしても久々のザングースの登場。

やっぱりザングースかわいい。
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