コラム部屋

□アニメ感想2
18ページ/42ページ

それでは夏アニメ感想を再開するとしましょう。

6:アクセルワールド

2クルー目のこの作品も無事終りを迎えました。
半年間お疲れさまでした。
春アニメの時のまとめでも言ったのですが、このアニメに関しては原作から読んでいた好きな作品でして。
「わーい、アニメだー」
つーよりかは
「あのシーンはどんな風に映像化されてんのかな?」
という目線での視聴となりました。

原作の流れでいうと今期は3、4巻の内容+サイドストーリー1話の消化と中々きれいに終わってくれました。
んでね。
今回の文章を書く前に予め春の時の「アクセルワールド感想」の記事を見直してきたんですけどね。
なんというかその時は自分でも結構酷評してたんだなと、意外に思っちゃいましたよ。
「あれ?なんかこの書き方だとアクセルワールドつまんなかったじゃん」
みたいな。
確かにまあ1クルー目はそうだったかもしれませんが、その感想を改めて見たときに「あれ?」と言えるような。
それほど巻き返してくれた、面白い2クルー目でしたよ。
いやー良かった良かった。普通に面白い戦闘アニメになっていてくれました。
前の感想でも書いていた「2クルー目に関する要望」みたいのをまとめてみると

・「結」の再現率をもっと丁寧に
・音響がちょっと…

みたいなことを書いてありましたが、いざ2クルー目が終わった今、全然そのことを気にしてないくらいよく仕上がっていました。

多分原作的にもちょうど料理しやすい題材だったと思うんですけど、
今回の話の原作3、4巻の内容。作者自らあとがきで謝ってるくらい、暗くて重い話になってるんですよね(というより主人公を追い詰めるのが上手かったと思う。)
そいでそこまで話が暗くなった原因としては敵キャラの「能美」君がとてつもなくエグいキャラなんですけど…

アニメで見てみるとあら大変。
メチャメチャいい味出してる小者悪役だったんですよね。
アクセルワールドに関する色んな人の感想を見ても
原作は→3巻から暗くなった。
アニメは→「能美」が出てから面白くなった。

と。良くも悪くも、っていうか能美の存在がアニメ版アクセルワールドを大いに盛り上げてくれました。
まず能美の声優さんがいい演技をしているんですよね。
んもう本心から「うわぁ…この後輩ぶん殴りてぇ…」みたいなw
そいでその能美に最終回以外は主人公チームもうフルボッコにされていっちゃうんですけど、原作知っている者としてはハルユキ達がこの試練を乗り越えてすかっと、能美を倒してくれることを知っているので、それはもう最高の「結」を迎えることができましたよ。
カルタシスって言うんでしょうか。
一期の時の感想だと「毎回ひやひやして見てた」と言ってましたが、やはり「結」が面白いことを分かって改めて能美編を見てみるとそれはもう毎回「ヒェア!ヒェア!」(OP空耳)言いながら見ることができました。

あと当然なんですが、原作的にはまだまだ続きがありまして、アニメ版でもそれに関する伏線を残したままの終了となりました。
クロムディザスターとか加速研究会とか。
その余韻もまた素晴らしいものでして、もうすでに今から
「二期やるとしたらどこまで原作再現するのだろうか…ディザスター編まで終わらせるとなると3クルーは必要なんじゃね?どっかでOVA挟むのかな」
とか。
もう次のアニメ化が楽しみでしょうがなくなってきました。
そんなアクセルワールド。原作もまだまだ続くし、その勢いを助長してくれるいいアニメでした。

また会いましょうね。

ヒェア!ヒェア!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ