コラム部屋

□アニメ感想2
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そろそろ忙しい時期を迎えてしまうので記事を書けるだけかいときましょう。

7:人類は衰退しました。

(」・ワ・)」(⊃・ワ・)⊃(」・ワ・)」(⊃・ワ・)⊃(」・ワ・)」(⊃・ワ・)⊃

さてさてやって参りました今クルーきっての覇権トップランカーの超新星なこの作品!
数ある夏アニメの中でも最たるアイデンティティ、というか「こんなアニメ見たことねぇです?>・ワ・」
と言えるくらいのハードルが感動するくらい高いアニメでしたので今からちゃんと書けるか心配であります。

…うん。
ぶっちゃけるなら自分から何説明しても面白さが伝わるかどうか分からない作品なので、いっそのこと紹介は放棄してんもう
「見て損はない!見ろ!」
と叫ぶしかない作品でした。

いやーすごい作品でした。
どんなアニメかと聞かれてちゃんと答えられる人がいたら代わりに日記書いてほしいものです。
一応説明するなら

「人類が衰退してしまった遠未来の世界にて、妖精にまつわる出来事を体験していく女の子の話」

なんですが。
うん。そのまま書いたつもりなのに何一つ作品の特徴をつかんでいないこの不思議。
そう、もう不思議としか言い様がないんですよ。

確かに物語としては
・ワ・
↑こんな顔したコロボックルみたいな妖精さん達が起こす不思議な出来事を主人公である「私」ちゃん(この作品の人物には名前がない)が色々と体験していく訳なんですけど…
どちらかというと、
人類が衰退した世界観を描いているというよりか、
妖精さんの不思議生態系を面白おかしく見るというよりか、

その体験を経て「私」ちゃんが何を思うのか。
何を教訓とするのか。

そんな「私」がどんなことを感じたのか、視聴者と共感する作品でした。

…訳わかんないでしょ?
でもすごく面白ろかったです。
その「私」ちゃんなんですがまずピンクのくるくるロングヘアーのかわいい女の子だというのにとてもボキャブラリーが豊かで言い回しが巧みなんですよね。
作者の言葉選びのセンスをよくよく感じることができます。
そしてその語彙から繰り出される言葉の一つ一つがこれまた腹黒いことw
作者の性格の悪さをよくよく(略

また一言にこの作品を「不思議な物語」と言っても、まず物語として成り立っているのかさえよく分からない作品でした。恐ろしいことにこのアニメ。
まさかの時間逆行方式のお話なんですよね。
つまり第1話の時点で時系列的には一番新しい出来事で、それ以降はどんどん過去の話になっていって、

・この出来事はなぜ起きたのか
・この登場人物はこうして「私」ちゃんと仲良くなっていったとか
・妖精さんのもつ不思議な力とは

とかとか。
んで最終回では「私」ちゃんの学生時代の話をやっての終りとなりました。

…こんなアニメ見たことありませんよね?
こんな下手したら支離滅裂になりそうな時間逆行方式だったんですが、別に混乱することなく普通に見れてしまうのがこのアニメにおける不思議妖精パワーの一つでした。
うぅ…この最終回がまたいい話だったんですよ。

んで視聴者的には見ていてだんだんと分かっていくんですよね。

「あ…これ妖精さんのいたずらのせいで時系列が逆になってるのね」

と。
そんなことをさらりと気づける、そんな不思議な空気を我が身に身に付けられるようなそんな作品でした。

このアニメだけは忘れたくても忘れられない、いつでもそばにいるような素敵な3カ月を送らせていただきました。

またね、妖精さん。
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