コラム部屋

□アニメ感想2
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それでは次のアニメ(この下りもそろそろ厳しくなってきたでござる)。

12:モーレツ宇宙海賊

前クルーに続いての2クルー目放送。前回の感想ではベッタベッタ誉めだったのですが…

今回はベッタベッタベッタ誉めになりそうです(笑)
いやー、見ていて幸せな作品でした。
Fate/zeroも見ていて幸せな作品だったのですが、あっちは基本的に鬱ストーリー。
それに対してモーパイときたら清々しいくらいの鮮やかなストーリーだったので、正統なクオリティでエンターテイメントを目指していてくれた作品だと思います。
この作品が売れたのも納得いきますね。
まさか放送前評判だとここまで面白くなる作品だとは思いませんでした。
今の時代、何でもかんでもアニメ見るっという訳にはいきませんが、最初は不安だったダークホース的作品が最終的にあんなにも面白くなってくれるなんて、アニメ視聴生活を続けていて本当に甲斐があったと言える作品でした。
1クルー目では
「ヨット部編」と「海賊編」できれーに分別されていて、日常生活から海賊船長になるまでの経過を丁寧に描いててくれました。
んでその準備期間を終えて、今回の春期としてはいよいよ本格的に海賊営業!
…かと思いきや
そこでも予想外な展開が多く続き、わくわく感がまるで収まらない「営業編」でした。
普通宇宙海賊アニメってなんぞや、といえばなにかしら敵と戦ったりだ、冒険したりだとかと予想されますが、このモーパイはモーパイ独自の海賊生業が描かれていて
「ああ、やっぱり設定がちゃんとしている作品いいなあ」
と思いっぱなしの2クルーでした。
クルーの皆が感染病にかかってしまいマリカ一人で船を動かさなきゃならなくなったり、
ヨット部の部員で海賊営業したり、
先輩を誘拐して成金を困らせたり、
ヨット部のレース大会に出たりなどなど

「海賊」という割にはヨット部の活躍が多かったようなw
SF女子高生成長記録と言った方が適切だったでしょうか。
「ヨット部」と「海賊クルー」の仲間達の絆をそれぞれ描いているところが、海賊作品ならぬ、今までの作品と違ってあらゆる方面から新感覚な楽しみがある作品でしたね。
…というか回を増す度にどんどんマリカのイケメンっぷりと嫁達とのいちゃいちゃっぷりがレベルアップしていったと思うw
そんでもって

最終回に繋がる海賊の巣編の艦隊戦ではいよいよド派手なドンパチが描かれることに!
うおおおおおお!
今まで見てきて良かったあ!
やはり心が癒される瞬間ですよ、戦闘シーンは。
それくさ佐藤監督の同作品、「機動戦艦ナデシコ」を彷彿とさせつつ、ロボが出てこないのに電子戦及びデコイを使用しての知的な戦闘シーンで、最終的には白兵戦で見事勝利!(やっとシュニキの戦闘シーンみれたw)

1クルー目ではなんやかんや戦闘回避の多かった展開でしたが、2クルー目はおそらく意図的にアクションシーンが増えていてそりゃもう毎週福眼でしたよ。
CGでの戦艦戦を見て思わず「スパロボ」での戦闘グラフィックを妄想した人は自分だけではないはず。
マリカは「ひらめき」持ちかなーw

しかし戦闘シーンもさることながらやはり一番の魅力はキャラであって、そこを一番輝かしく表現していた脚本及び原作が、この作品の最大の魅力なんでしょうね。

世間ではやはりまだオタク=萌え豚のイメージが先行してますが、
敢えて言おう!
萌はあくまでオマケであって、マンキンやメダロット、フルーツバスケットやポケモンにはまず心奪われるストーリーがある訳であって、そこに感銘を受けてキャラクターが好きになるのです。
基本キャラクター好きという感情は一途なんですよ。んな何でもかんでも「萌」とか言っちゃうのはなんだか尻軽な感じがしちゃって嫌なんですよ。

この「モーレツ宇宙海賊」という作品もまた、緻密なストーリーと魅力なキャラクター達がいるからこそ、劇中の可愛らしいシーンで笑顔になったり、かっこいいシーンで惚れ惚れしちゃったりするのです。

マリカちゃんマジ男前!
ノリノリチアキちゃん可愛すぎる!
アイちゃんマジ天才!
ホーリエ…じゃなかった。クーリエ!私もついていきます!
ぐりゅうううううう!

っと。
こんなに叫べるほど好きになる作品はそうそうないもんですよ。
楽しい半年をありがとうございました。

また劇場で会いましょう!
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