コラム部屋

□アニメ感想2
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さて続いての作品に参りますか。

8:となりの怪物くん(以下とな怪)

原作が少女漫画なとな怪なんですが、実は今期秋クールではかなり評判のよかった作品であります。
「少女漫画」

ってことで言うのもなんですが、視聴前ではそんなに注目されておらず、で、いざ始まってみればめちゃめちゃ面白いじゃん!と一気に認知されていったいわゆる「ダークホース」的な作品でもありました。
なんか「人類は衰退しました」と似た感じでしたねw
ただ何度も言っている通り、とな怪は少女漫画です。
恋愛事情はもちろん描くし、イケメンは沢山出てくるし、目立った戦闘シーンとかもあるわけではなく…

その、なんていうかいわゆるオタク受けしそうな要素がある訳ではないのですが、ものすごく評判が良かったです。

それは何故か。

あくまで主観なんですが、真理めいたこと言わせてもらうと単純に面白かったからです。

面白ければそれでいい、それが全てだ。

っとどっかの編集長も言ってましたが、まさしくその通りの作品でした。

いやー面白かった面白かった。とな怪に出会えてマジで得した気分でした。

確か前の記事でもちょこっと書いたでしょうか?
さすが少女漫画だけあってか綿密な心理描写とかキュンキュンするシーンとか、日常シーンとかのテンポがよくてすごく面白かったです。

単純ですがそれの「面白い恋愛もの」と思えることが全てで、だからこそオタクだろうがなんだろうがまともな評価を下すような、素直に面白い作品でした。
シンプルイズベスト。

またちょこちょこー、と原作を拝見したのですが。なんとコミックオリジナルのおまけ4コマまでくまなくやってくれたらしく、かなり丁寧な原作再現でした。
これは「とな怪」ファンはさぞや嬉しかったんでしょうねー。
原作的にはまだまだ続く、っていうか今期では夏目ちゃんの恋路をいいとこまでやっての終りでした。
4巻の途中くらいでしょうか?
うおーい!最後はサブキャラの恋路のしかも途中かよー、おい。
みたいな。でも許せちゃう。それほど面白い作品でした。

…さっきから何回「面白い」って言ってんだろ、自分。
まあ紛れもなく今期のべた褒め作品です。

にしても現代版少女漫画って感じでしたねー。
自分はあと高屋奈月さん作品や津山ちなみさん作品(あれが少女漫画かどうかはなんともですがw)を好きで見ているんですが、

なんというか、最近の少女漫画の主人公ってヒロインではなくヒーロータイプが多いんですねw
この「とな怪」の主人公の雫ちゃんもかなり男気というか、精神力というか。別に肉体的に強くはないんですが、
実にかっくいいシーンが本当に多かったです。

男の子が仲間内でいいように利用されてたら物申す強さはあるし
好きな人に対して「あなたに好きでいられるような自分になる、それまで待ってて」とか言うし、
おごられてもナチュラルにちゃっかりすぐ返すし

見ていて「そりゃ惚れるわ」と思ってしまうほどの清々しさでした。
んで雫ちゃんのお相手役の春に関しては雫に精神的に助けられてたり、雫のかっこいい台詞に赤面したり焼きもちやいたりして…

あれ?どっちがヒロインだっけ?
あ、少女漫画の主人公は雫さんなんだから、雫がヒーローインで春がヒロインで合ってるじゃん。

あーはっは。

的なね。
いや、春も春でかっこいいんですけどねw
そんなどのキャラも愛着が沸いちゃうあたりも素敵な作品の要因たる一つです。

夏目ちゃんの不器用な友達付き合いも初々しいし
ササヤンのハイスペックっぷりにも驚愕するし
優山もいいやつなのか悪いやつなのかはっきりしないとこが魅力だし
ヤマケンの新定義ツンデレはかわいすぎるし
大島さんの親近感ははんぱないし
ユウちゃんの存在感は凄まじいし、

名古屋は…毎回意味不明の次回予告だし(次回予告で予告しないアニメは神アニメ)

んもう。

はよ二期やってみんなの続き見せろや!

と叫んでしまいますw

いやーいい作品でした。

またちょくちょく原作見ながら次クールを楽しみにしてます。
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