コラム部屋

□アニメ感想2
8ページ/42ページ

うわあああ!
せっかくメモした紙がどっかいっちゃったよー。
あの紙がないと記事書けないよー、今日の記事どうしよー、ただでさえ忙しいのに探し物の時間裂いちゃって全くもって時間のムダになっちゃったよやだーもー。

ってなことで三回連続春アニメ感想にいきましょう。
何だっていい!春にトドメをさすチャンスだっ!

18:咲-Saki- 阿知賀編

この作品の感想を書く前にまず「咲-Saki-」という作品についての説明をしなくてはならないのですが。
「咲-Saki- 阿知賀編」はその題名の通りまず「咲-Saki-」という作品があり、その外伝的な立ち位置の作品になります。
んで本編「咲-Saki-」はなんぞやといいますと、2008年くらいにアニメ化をした作品であり、その今だかつてない斬新な題材とその圧倒的な画力と共に、4年も経った2012年に外伝作品すら映像化してしまうほどの大人気となった作品です。
っていうかまだ「咲-Saki-」本編の原作ストックが埋まらないのね…
それほど丁寧且つ他にはない圧倒的セールスポイントがあるからこそ、今期の「阿知賀編」みたいな外伝作品でも楽しめたんですよね。

んで「咲-Saki-」の題材なんですが、これはもう私みたいな稚拙な文章で説明するよかは本編中の冒頭の掴みナレーションをそのままコピーしてここに張ったほうがわかりやすでしょう。
この作品、初めての一文が物語りの全てを語っていますw

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

21世紀‥‥世界の麻雀競技人口は数億人を越え
プロの麻雀プレーヤーは人々の注目を集めていた。
高校でも、大規模な全国大会が毎年開催され、
そこでは、プロに直結する成績を残すべく、
高校麻雀部員たちが覇を競っていた。

これは、その頂点を目指す、少女たちの軌跡。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

です。
一言で言えば麻雀を題材にした「闘牌もの」になります。
「闘牌もの」っと一言で言ってしまえば麻雀に関わりのない方には縁が遠いかもしれませんが、コンビニなんかでもよく売っているように、「麻雀漫画」自体は昔から一つのジャンルを築いていて、実にクオリティの高い作品が沢山ありそれなりに歴史のあるジャンルとなっています。
ですが、一瞬でもご想像していただければなんとなくビジョンが浮かぶと思うのですが、「麻雀漫画」ってなんだかおっさん向けな劇画なイメージがあると思います。
…こう、ヤクザものとかギャンブラーが愛読してそうな。
なんだか「スラムダンク」が始まる前のバスケ漫画ジャンルみたいに、麻雀自体は奥の深いゲームなのに、どうしても一般のイメージが拭えなくて変な目で見られたり敷居が高そうに見える、麻雀漫画も昔はそんなジャンルでした。
まあ麻雀やってる人がおっさんばかりだからね。
だからといって若い世代の人達新規ユーザーの取り込みをやっていかなければいけないこのご時世。
そんな麻雀漫画ジャンルの中で「業界のイメージに大きな変革を及ぼした」作品が主に3つあります。

1アカギ:天才ギャンブラーを描くエンターテイメント。福本節による圧倒的な個性が広い客層に受けた。
2哲也:少年漫画で麻雀を取り扱った意欲作。小難しい闘牌シーンはなしにして、少年漫画らしいさばさばとした展開が受けた。

んで3番目の作品こそが「咲-Saki-」で、他の麻雀漫画にはない、最たる特徴としては
「美少女達がインターハイにて熱血スポーツノリで麻雀をする」
にあります。

(^ω^)!?

…ええ…
私も最初のころはびっくりして、正直「なんでもかんでも萌絵にすればいいってもんじゃないぞ、オタク舐めるな!」とか思いましたが…

そんな下らないプライドで世間を狭めるのがなんだか恥ずかしくなるくらいすごい世界でした。

まず冒頭のナレーションからしておかしいw
なんかどっかのカードゲーム作品やホビー作品みたいにさらっと
「21世紀‥‥世界の麻雀競技人口は数億人を越え」
とか言ってる時点でギャグなのに、そのギャグに対して本当に真剣にキャラクター達が麻雀をしてるんですよね。
シリアスなギャグとでもいうんでしょうか。
いや、創作作品なんて総じて非現実なものなのでああいったナレーションを入れるのはむしろ正攻法とでも言えましょうか。
実際面白いんですよね、咲。
やはり麻雀漫画にあった古風な雰囲気を一掃してくれて、尚且つちゃんとした(?)闘牌シーンを書いてくれているのでまさにパイオニア的な作品でした。
パイオニアを責めることなんて出来ません。
そこには偉大なる工夫の連続があるのですから。

今までに無かった「美少女異能麻雀バトル」を書き続けてくれている咲。
今回の「阿知賀編」も回りからの大きな期待に応えて、私達の見たことのない麻雀世界を描いてくれました。

・結局主人公組とはなんだったのか…
・完全に千里山編じゃねぇか…
・っていうか麻雀超能力者バトルってやはりツッコミところしかねぇ!
・ほとんどダイジェストで、照お姉ちゃん無双が本編だったんじゃ…
・レジェンドェ…
・そして結局先鋒戦しか終わってない1クルー…ってあと3話あんのかい!

ともかく、
なんやかんやすごく質の高いエンターテイメント作品だったので、これからの本編と残り3話も楽しみにしてまーす。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ