コラム部屋

□アニメ感想3
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それでは長かった2012年秋アニメ感想、ラスト作品にいくチョー。

21:スマイルプリキュア

…本当にこの時期にまでやってる作品だから毎年困ったものであるw
さて
今回のプリキュア記事を書くに渡って今までの感想記事を見返してきたわけですけど…

本当に3ヶ月に1回のペースで女児向けアニメについてあーだこーだ言ってた訳なんですねw
というか丁度1年前1月31日の記事が「スイートプリキュア」の感想で思わず吹いてしまいましたw
何やってんだよ、自分。
んで
今年もついに終わってしまいましたね。プリキュア9作目の「スマイルプリキュア」。

何度かこの感想記事で書いているようにネタに走りつつも安定した脚本と作画でして

カオスな時は女の子が見ているとは思えないくらいやばいものとなっていて、
戦闘の時はとんでもなく動くし
感動するときには声優さんの熱い演技も加わってプリキュアということを忘れて「すげぇ…」と圧巻されてました。

本当、とんでもないプリキュアでしたね。この界隈のプロ達の本気の力を感じました。

…というかプリキュア記事を見返していて、その第1回目の記事には

1回目(4月)→普通最終回付近でやりそうなネタを詰め込んでいる
2回目(7月)→中間戦なのにものすごいラストバトル雰囲気w大丈夫かこれ!
3回目(10月)→やっと一般回が増えたかと思いきや、ちょくちょく変なネタが入る

んで今回4回目のラストクールの感想としましたら…

1、2、3回の感想回をも上回る超絶カオス回か感動回か熱い戦闘回しかないという。

スマイルプリキュアという作品が持つ特長を全部限界まで尖らせたような、毎週が神回しかないような壮絶なまとめクールでした。
いやあwヤバいことヤバいことwww

だいたいどの話も今までのプリキュアにはないような表現ばかりでスタッフの「スマイルプリキュアを最高の作品にしよう!」という意気込みを感じるものばかりでした。

ダメだ、この国。

んでギャグに関しては
ロボが出てきたり…プリキュアがロリ(ペド)キュアになったり…学園編になったり…演劇やったりで。
毎週毎週そりゃプリキュアに関するなんかのMADを見るくらいの影響力の強いカオス回ばかりでした。

んで残り3分の2くらいの回はそれまでのギャグノリが嘘みたいにシリアスに。
各キャラクターの総まとめ+最終回に向けての新技習得するために毎話毎話精神成長する少女の話としてきれいにまとまっていて素晴らしかったです。
またその回毎に
実は最初に戦っていた敵が出てきたり、
シチュエーションが同じだったり、
対比表現になっていたり

「…うわあ…ちゃんと考えて作ってるんだな…」

と、作り手のプライドを感じるものとなってました。

そしてラスト終盤戦。

3幹部ラストバトル→バットエンドプリキュア戦→ピエーロ戦

とくにここらへんなんかは女児向け作品とは思えない…

いや、この1年で何度も言ってきたことだからもう言ってもいいと思うんですが

スマイルプリキュアは、戦闘アニメである。

特に最近は1年ものアニメとか減ってきちゃってこーいうノリのアニメがそれこそプリキュアくらいしかないんですよね。
1年かけて敵幹部と戦い…キャラクターごとの個別話でギャグやりつつ…みんな成長して最後のボスに挑む年間スケジュールアニメ。
その現代に足りない熱い「燃え」成分を一新に受けた作品、それこそがスマイルプリキュアでした。

…ピエーロ戦なんてあれですからね。一回プリキュア達が絶望して闇に堕ちそうになるシーンとか、ありきたりだけど最近の作品にはない「王道」の逆転劇シーンですからね。

敵の絶望感もすばらしいものだし(「少女達よ、これが絶望だ」のキャッチフレーズはスマプリの方が似合うw)、それを倒すプリキュア達もものすごい迫力でした。
最後の一撃を放つ時のハッピーの

「かっがやけけえええぇぇぇっ!」

とか。
完全に戦闘アニメの熱血主人公のアクセントでしたものw

…とは言っても熱いだけではなく作品の泣き所としたら友達と別れたりとか、今まで大人だったビューティーさんの子供らしい一面をみれた時とか

「ああ…やっぱり中学生の女の子なんだな」

と思うシーンでまとめてたり。

気がついたら最終回は泣いてばかりの五人でしたね。
声優さん達の泣き演劇のクオリティをこれほどかと感じるアニメはそうそうありませんよ。

熱い
カオス
感動
女の子らしさ
愛着

その5つの光、全てが素晴らしいものでした。

…気がついたらいつも通りの「べ、別にプリキュアとか好きで見てる訳じゃねーし!」みたいな言い訳文句を全然言えてませんでしたけど、まあせっかくの最後なのでここは素直な心で言わせてもらいます。

お前ら!最高のプリキュアだったぜ!この1年間ありがとうな!

ってなことで、スマプリも十分楽しんだことで次の作品

ドキドキプリキュア

略して「ドドリア」も1年間思いきっし日曜朝を楽しんでいきましょう。
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