コラム部屋

□アニメ感想3
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よーし。
よーし!

こちらのアニメの感想にいきますぞー!

10:琴浦さん

結論:くそ面白いアニメでした。

いやー面白かった!んもうこのまま2013年度1番面白かった作品として突っ走っていってしまいそうですw

せっかくの休日なので、張り切って「琴浦さん」の感想に全力を注ぎたいと思います。

この「琴浦さん」というアニメ。実は最初のころはあまり注目されていなかったいわゆる「ダークホース」的な立ち位置な作品だったんですが。
ただダークホースといっても大概「最初の1話見て面白かどうか判断する」っという注目方法なんですが、
「琴浦さん」に関しては最初の10分で
「なんじゃああああこの作品はあああっ!?」

と。

注目されていなかった作品だからと言って甘くみていた我々の心をぐぃ〜っと掴んでそのまま離さず最終回まで持ってかれた作品でした。
んもう自分の心の中に住んでる「湖の主」的な魚をぐわわわわわっと引っ張られた10分でしたw

多分ニコニコ動画にてまだ1話が無料でおいてあるので、気になった方はぜひ最初の10分だけでも見てみたらいかがでしょうか?
こちらをどうぞ

そいで「琴浦さん」という作品がどこが面白かった、っといえば

鬱と感動のギャップがすごかった

っというところでしょうか。まず作品の看板絵としましては、琴浦さんとその回りの仲間がわいわいやってる学園系ギャグみたいな感じなんですが、

1話の冒頭からんもうすんごい鬱ったらない、心にぐさりとくる琴浦さんの過去回想から始まるのです。
琴浦さんには生まれつき「人の心を読めてしまう」という超能力が身に付いていて、それをコントロールできない故に友達に突き放されたり、両親に「産まなきゃ良かった」など言われ高校生の頃には死んだ魚の目のような孤独な女子高生になってしまったのです(※1話の冒頭です)。
このままもう誰とも関わらないで生きていこう、そう決心した矢先に出会ったのが転校してきた学校で出会った真鍋くん。
この真鍋がまたすごくいいキャラなんですよね。
このアニメの大概の感動シーンは彼あってのものです。
そいで鬱状態だった琴浦さんが転校早々真鍋くんの頭の中を覗いてみたらそこにはなんと…

とある荒野にて謎のダンスをする謎の生物を垣間見る琴浦さん。

琴浦さん「!?」
視聴者「!?」

そして始まるOP。
「琴浦さん」第1話にして多くの視聴者の心を持っていったシーンでした。

いやあいいですね、鬱状態から「!?」にまで持っていく貯め、っというか。
この「琴浦さん」では序盤の「鬱」が完全にその後に続く「感動」への貯めでありまして、どんな暗い状況になっても必ず真鍋がぶち壊してくれるので、毎回それが楽しみでしょうがない作品でした。

またその真鍋くんが完璧じゃないとこがいいんですよね。
男子高校生らしくオープンスケベなとこはありますが、なんといいますか。
創作品においては表現するのが難しいと思う「心からのイケメン」って感じなんですよね。
現実の世界でもそうはいないと思うんですが、「困っている女の子がいたならこんなことしてあげたい」っという誰もがこうありたい、けど中々できないよね、ってことを真鍋くんはまっすぐやってくれるんです。
まあそのまっすぐさ故にばか正直でエロスの貴公子なんですがw
ですからそれ故に真鍋くんが琴浦さんに思う、守りたい気持ちや、感謝や、時には怒りは本当に感情移入できるものが多く気持ちのいい回ばかりでした。
「琴浦さん」は毎回最終回、って言われてるくらいですからねw
全13クール(話数は12話なのに何故か13クール)って言われてるくらいですw
んで一応序盤4話でいじめっこの森谷さんと和解するまでの話。結構鬱多め。
んでその後はやっと学園ものらしく仲間と一緒に生活を楽しんだり、恋話になったり、琴浦さんが幸せになっていく課程を表現。
んでラスト辺りには琴浦さんの超能力が悪い方向にいってしまい、通り魔確保にその力を使おうとして真鍋くんに怒られたり、逆に通り魔に襲われたり…
んでも最後はなんとかなって、事件は解決。
最終回ではお母さんとちょっと仲良くなったり、先輩と分かり合えたり、真鍋くんに気持ちを伝えられたり…

いやー、振り返ってみれば短いですけど濃厚は12話でした。こうして1話1話振り返ってしまいたくなるアニメもそうそうないですよね。
それにしても恋愛話アニメだというのに、壁ドン(登場人物のリア充っぷりに嫉妬して壁を叩くこと)が全くもってない話でした。
むしろ鬱からの感動からが素晴らしくて「用意した壁で涙をふく」という現象がおきたり「ドンドンパフパフー」とファンファーレに変わったりなど素敵なことばかり起きましたw
やっぱり鬱クラッシャーするアニメは素敵ですね。
また人気アニメになったが故の副産物、いわゆるニコニコ動画にての「MAD動画」もものすごく盛んでして、「琴浦さん」という作品の性質上「鬱展開かと思いきや、実は視聴者の予想もできない展開へと発展していく」っというセンスに溢れるものばかりでそれはもう爆笑の渦にハマりっぱなしでした。
やっぱり「琴浦さん」はすごいな(個人的に一番好きなのは「ジョジョ」と合わせた「ジョジョ浦さん」でしたw)

そんな素敵すぎる作品、「琴浦さん」。
正直自分の好きなところを脈絡もなしに語りまくった記事となってしまって見苦しくなってしまいましたが、

とにかくもう「琴浦さん」が面白かったということを全力で伝えたかったのでした。

いやーやっぱり下手でしたな。もっと上手に「琴浦さん」の魅力を伝えたかったのですが…

んもういっそ読んで下さい!私の琴浦さんへの愛の気持ちを、ハッー!

…エロいことなんて考えてないですよ?

終わり。
楽しい3ヵ月をありがとねー。
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